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マウスピース矯正

mouthpiece correction

矯正歯科の治療を受けるメリット・デメリットや注意点を解説!

24.03.14

カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科

歯列矯正は、出っ歯や受け口など、自力では治すことができない歯並びの問題を根本から改善できる方法なので、機会があれば受けてみたいという人も多いかと思います。それだけに「矯正は美容整形とは何が違うの?」とか「歯並びがきれいになる以外にもメリットはある?」などといった疑問も絶えないことでしょう。そこで今回は、矯正歯科の治療に伴うメリットやデメリット、注意点などを四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しく解説をします。

1.歯列矯正を行うメリット

歯並びの乱れを細かく整える歯列矯正には、きれいな歯列が手に入る以外にも次に挙げるようなメリットが得られます。

① フェイスラインが美しくなる

歯並び・噛み合わせとフェイスラインには、密接なつながりがあるのをご存知でしょうか?最もわかりやすいのが横顔の美しさの指標となる「E(エステティック)ライン」で、出っ歯や受け口、上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)などで乱れやすくなっています。逆にいうと、それらを歯列矯正で改善できれば、Eラインも理想に近づけることができるのです。

その他、歯列矯正によって上下の歯並び・噛み合わせが左右対称に正常化されることでもフェイスラインが美しくなります。ケースによってはそうした効果が美容整形に匹敵する場合もあるくらいです。もちろん、患者さんの歯並び・噛み合わせの状態によっては、フェイスラインに変化が見られない場合もありますので、その点はご注意ください。

② むし歯・歯周病の予防につながる

むし歯や歯周病になりやすい人の口腔内には、いくつかの共通点が見られます。そのうちのひとつが「歯並び」です。例えば、犬歯が1本、外側に飛び出していて八重歯になっているだけでも、清掃性は著しく低下するものです。ガタガタの歯並びである乱ぐい歯や不要な隙間が存在しているすきっ歯なども、歯磨きがしにくく汚れがたまりやすくなっていることから、むし歯・歯周病リスクが大きく上昇しているのです。そうした歯並びの問題を歯列矯正で解消することができれば、むし歯・歯周病はもちろん、口臭の予防にもつなげられます。

③ 噛み合わせが改善し咀嚼機能が向上

歯並びが悪い人は、必ずといって良いほど「噛み合わせの問題」も抱えています。私たちの歯は本来、それぞれに歯で正しく噛み合う場所が決まっています。出っ歯や乱ぐい歯などは、正常ではない位置に歯が生えていることから、当然ですが上下の噛み合わせにも異常が現れてしまうものなのです。適切な歯列矯正を行える歯科医院であれば、歯並びだけではなく噛み合わせまでしっかりと治せるため、治療が終わった後は咀嚼機能の向上も実感できることでしょう。

 

2.歯列矯正を行うデメリット

歯列矯正にはメリットだけでなく、以下に挙げるようなデメリットを伴う点も知っておかなければなりません。

① 矯正中はむし歯リスクが高まる

歯列矯正で歯並びがきれいになると、むし歯や歯周病のリスクが低くなるのですが、矯正中は逆に高くなる点に注意が必要です。それは矯正装置によって歯磨きがしにくくなると同時に、汚れがたまりやすくなるからです。とくに複雑な形をしたブラケットとワイヤーを歯列に固定するワイヤー矯正は、矯正中のむし歯リスクが顕著に高まるため、十分に注意しなければなりません。食事と歯磨きの際に装置を取り外せるマウスピース矯正「インビザライン」なら、そのリスクを最小限に抑えられますが、普段よりはむし歯になりやすくなっていることに違いはないといえます。

② 歯の移動に伴う痛みが生じる

出っ歯や乱ぐい歯を矯正歯科の治療で治したい!そんな強い気持ちがあっても、治療に伴う痛みに耐えられるか心配という方は意外に多いものです。実際、矯正歯科の治療にはいくつかの場面で痛みを伴うことから、無責任に「痛くないから大丈夫」とはいえないものです。おそらく、皆さんの身の回りで歯列矯正を受けた経験がある人も歯の移動に伴う痛みに関しては、それなりに悩まされたことかと思います。

私たちの歯は顎の骨にしっかりと埋まっている器官なので、それを人為的に動かそうとすればそれなりの痛みを伴います。ただ、比較的弱い力で歯を動かすマウスピース矯正なら、その痛みを最小限に抑えられます。ワイヤー矯正でよくある「お粥しか食べられない」といった状況になることはまずないといえるでしょう。とはいえ、歯列矯正である以上はマウスピース矯正でも少なからず痛みを伴いますので、その点は誤解のないようにお願いします。

③ 治療期間が長くかかることもある

すべての歯を動かす「全体矯正」は、装置による治療に1~3年程度の期間を要します。その後も歯の後戻りを防止するための保定処置に1~3年程度かかるため、治療期間が長期に渡る点は覚悟しなければなりません。気になる部分だけを治す「部分矯正」であれば、3~10ヵ月程度で歯の移動を完了させることができますが、適応できる症例は一部に限られます。ちなみに、マウスピース矯正のインビザラインにも部分矯正のプランが用意されています。

④ 矯正中は噛み合わせが悪くなることもある

噛み合わせというのは、歯が少し動いただけでも大きな変化が見られるものです。そのため基本的には歯列矯正が終わるまで、噛み合わせが安定することはないものとお考えください。ケースによっては、矯正中に噛み合わせが悪くなることもありますが、最終的にはよく噛める状態になりますので、過剰に心配する必要はありません。

 

3.矯正治療の流れ(プルチーノ歯科の場合)

次に、矯正治療の流れを簡単にご紹介します。ここでは四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科のインビザライン矯正を例に挙げて、その流れを解説します。

STEP1:カウンセリング(無料)

はじめに、歯並び・噛み合わせに関するお悩みや治療へのご要望等をヒアリングいたします。矯正歯科の治療に関する疑問があれば、カウンセリングでなんでもご質問ください。担当の歯科医師が一つひとつ丁寧にご説明します。

STEP2:精密検査・型取り

歯並びの診断・治療計画の立案に必要な資料を集めるために、種々の精密検査を実施します。当院では型取りをiTero(アイテロ)という3Dスキャナーで行っております。

STEP3:3Dシミュレーション(治療計画の立案)

インビザライン専用のソフトを使って、歯並び治療の3Dシミュレーションを行います。

STEP4:マウスピースの使用開始

インビザラインのマウスピースの装着を開始します。

STEP5:アタッチメントの装着

歯を効率良く動かすためのアタッチメントを装着します。

STEP6:通院・定期検診

インビザラインでは、1~2ヵ月に1回の間隔で通院していただきます。

STEP7:保定処置

すべてのマウスピースを使い終わって、歯並びもきれいに仕上がったら、後戻りを防止するための保定処置へと移行します。

 

4.矯正治療の注意点

最後に、矯正治療で注意すべき点を3つご紹介します。

① むし歯にならないよう丁寧なブラッシングが必要

上述したように、矯正中は装置による影響でむし歯になりやすくなっていることから、日々の口腔ケアを徹底するよう心がけましょう。

② 症状によっては治療が長期化する可能性もある

歯並び・噛み合わせの状態によっては、矯正治療が当初の計画より長引く場合があります。その点は主治医と相談しながら情報をしっかりと共有し、治療に専念していくことが大切です。

③ 事前のイメージとは異なる結果になった

インビザライン矯正で事前に行うシミュレーションは、あくまで予測であり、それがそのまま歯列矯正の最終的な結果として現れるわけではありません。歯並びの治療では、いろいろな要素が絡み合ってくることから、事前のイメージとは異なる歯並びになる場合もあります。その点も含めて、カウンセリングや治療計画の説明をきちんと聞いておく必要があるといえます。

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