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歯科のホワイトニングにはいくつかの種類があり、歯の黄ばみや黒ずみをできる点は共通しているのですが、即効性や持続性などの細かい点に効果の違いが見られます。今回はそんなホワイトニングの効果について、施術法による違いや長持ちさせるコツなどを四日市市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説します。
1 ホワイトニングの効果は「施術法」によって異なる
歯科医院で受けることができるホワイトニングは、市販のホワイトニンググッズよりも高い効果が期待できます。大きく3つの施術法に分けられ、それぞれに以下のような特徴がみられます。
1.1 ホワイトニングの3つの施術法
歯医者のホワイトニングには、「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」の3つがあります。
◎オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院である“オフィス”で施術する方法で、最もスタンダードな手法といえるでしょう。歯科医師もしくは歯科衛生士がホワイトニング剤を塗布し、光照射によって薬剤を活性化させます。一般的には知覚過敏がおこりやすい薬剤を使用しますが、四日市市のプルチーノ歯科・矯正歯科では「ポリリン酸Na」という、刺激の弱い薬剤を使用することから、痛みなどの不快症状が生じにくくなっています。
◎ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、患者さまにご自宅(ホーム)で施術していただく方法で、好きな時に歯を白くできます。患者さま専用のマウスピース作成のためにご来院いただく必要はありますが、それ以降はマイペースに施術することが可能です。
◎デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用した方法です。両者の欠点を補い合うことができるだけでなく、メリットも2倍享受できます。使用する薬剤や施術の手順は、通常のオフィスホワイトニング・ホームホワイトニングと同じです。
1.2 効果の『即効性』を重視するなら「デュアル」か「オフィス」
近い将来、重要なイベントなどを控えていて、短期間で歯を白くしたい方にはデュアルホワイトニングかオフィスホワイトニングがおすすめです。これらは1回の施術からホワイトニング効果を実感することができます。
1.3 効果の『持続性』を重視するなら「デュアル」か「ホーム」
ホワイトニングによる効果を長く維持したい方には、デュアルかホームホワイトニングがおすすめです。ホームホワイトニングは、効果を実感できるまでに2週間程度かかるのですが、薬剤を歯にじっくり浸透させることから、白さを長持ちさせることが可能となっています。
2 ホワイトニングの効果を長持ちさせる方法
それなりの手間やお金をかけて歯を白くするのですから、ホワイトニングの効果はできるだけ長持ちさせたいものですよね。次に挙げるような点に配慮すると色の後戻りが抑えられ、ホワイトニング効果を長持ちさせることが可能となります。
2.1 色の濃い食べ物や飲み物を避ける
歯が黄ばんだり、黒ずんだりする主な原因は「食事」です。色の濃い食べ物や飲み物を習慣的に口にしていると、歯の表面や内部へと色素が沈着して着色を引き起こしますので、そうした食品を避けるようにするだけでもホワイトニングの効果を長持ちさせることは可能です。とくに注意が必要なのは、コーヒーや紅茶、赤ワインなどです。カレーのような明らかに着色性の強い料理を食べることもできるだけ控えるようにしましょう。
2.2 こまめに歯を磨く
上記のような色の濃い食べ物や飲み物を口にしたとしても、こまめに歯を磨くことで色素の沈着は抑えられます。仕事や勉強の息抜きにどうしてもコーヒーや紅茶をやめられないという人はとくに口腔ケアに注意を払うようにしてください。
2.3 歯科医院で定期的にメンテナンスを受ける
ホワイトニング効果を長続きさせるためには、セルフケアだけでなくプロフェッショナルケアにも力を入れなければなりません。3ヵ月に1回くらいの頻度でメンテナンスやクリーニングを受ければ、歯の黄ばみの原因となるステインや歯石をきれいに取り除けます。
3 ホワイトニングをしても効果が得られないケースとは?
ここまでは歯科のホワイトニングによって得られる効果を施術法別に解説してきましたが、ケースによってはそもそも効果が得られないこともあります。以下に挙げる3つのケースでは、現租特としてホワイトニング以外の方法を選択することになります。
3.1 歯に入れた詰め物や被せ物
歯医者のホワイトニングで効果が見込めるのは、本物の歯だけです。表面がエナメル質で覆われた“天然歯”でなければ、汚れを化学的に分解・除去する効果は得られませんのでご注意ください。虫歯治療のあとに入れた詰め物や被せ物は、本物の歯と同じような見た目をしていますが、構成している成分は全く異なります。歯科用プラスチックのレジンかセラミックで作られているため、これらの着色・変色を改善するためには、ホワイトニングではなく、詰め物・被せ物の再治療が必要となります。
3.2 神経のない歯(神経が死んでいる歯)
歯医者のホワイトニングの対象となるのは天然歯で、なおかつ神経が生きている必要があります。虫歯や外傷で神経が死んでしまった歯は、通常のオフィスホワイトニングやホームホワイトニングでは改善できません。ウォーキングブリーチという特殊なホワイトニング法で改善できることもありますが、歯の内部から施術しなければならず、それなりに大掛かりな処置が必要となります。
3.3 薬剤で変色した歯(テトラサイクリン歯)
標準的な施術法でホワイトニング効果が得られないケースとしては、薬剤による変色も忘れてはいけません。歯の発育期に抗生物質であるテトラサイクリンを服用することで起こる「テトラサイクリン歯」が最も注意すべき薬剤による変色といえます。薬剤による変色は、食品による歯の黄ばみとは原因が全く異なることから、歯医者のホワイトニングを行っても適切な効果は得られません。
4 ホワイトニングで歯が白くなる理由(メカニズム)
歯医者のホワイトニングは、歯を薬剤で漂白することでステインなどの着色汚れを化学的に分解・除去します。そのため歯の内部にまでしみ込んだしつこい汚れも効率よく取り除くことが可能です。これは歯の表面の汚れしか除去できない市販のホワイトニングや歯医者のクリーニングとの決定的な違いといえます。
5 ホワイトニングなら四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科におまかせ!
四日市市で歯医者のホワイトニングを検討中の方は、ぜひプルチーノ歯科・矯正歯科までご相談ください。当院では、知覚過敏が起こりにくい「ポリリン酸ホワイトニング」に対応しておりますので、施術に痛みを伴うことはまずありません。施術後は歯の表面がポリリン酸でコーティングされることから、汚れの再付着が起こりにくく、ホワイトニング効果も長続きします。食事制限も一切ないので、施術直後から好きなものを食べることが可能です。
6まとめ
今回は、歯医者のホワイトニングの効果について、四日市市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説します。ホワイトニングは施術法によって即効性や持続性に違いがありますので、それぞれのニーズに合ったものを選ぶことが大切です。そんな歯科医院のホワイトニングに関心のある方は、いつでも当院までご連絡ください。イオンタウン四日市泊内にある医院ですので、駐車場も多く車でのアクセスも良好です。営業時間をご確認のうえ電話やWEBフォームからのご予約のうえ御来院いただければと思いいます。