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歯科矯正用アンカースクリューとは?目立たない加速矯正の方法もご案内

25.04.26

カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正医院からのお知らせ成人矯正矯正歯科矯正治療

「なるべく早く、しっかりと歯並びを整えたい」——そんな願いに応える治療法の一つが「歯科矯正用アンカースクリュー」です。
従来の矯正治療では難しかった歯の動きを、より効率的かつ的確に実現するために用いられるこの装置は、多くの症例で活用されています。

 

今回の記事では、【プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院】が矯正歯科専門クリニックの視点から、アンカースクリューの仕組みやメリット・デメリット、治療における注意点、さらに目立ちにくくスピーディーな矯正治療の新しい選択肢までを詳しく解説します。

 

 

歯科矯正用アンカースクリューとは?

アンカースクリューとは、歯科矯正治療において特定の歯を移動させるための固定源として使用するために、顎の骨(歯茎)に埋め込む小さなスクリュー型の装置です。
チタンなどの生体適合性の高い素材で製造されており、インプラントの一種ですが永久的なものではなく、治療が終了すれば取り除かれます。

 

どのように使用されるのか

アンカースクリューは、従来の矯正治療では難しかった方向への歯の移動を可能にし、特に前歯の後方移動や奥歯の固定が必要なケースで使用されます。
ワイヤーと連結して引っ張ることで、目的とする歯の動きだけを行えるため、治療効率が高まります

 

使用される症例と適用範囲

抜歯が必要な症例や、出っ歯、開咬(かいこう)、顎のズレなどの改善にも活用されます。インプラントアンカーが有効な場合、治療期間の短縮や装置の使用範囲の縮小など、患者さまの負担を減らすことが可能になります。

アンカースクリューを用いた矯正治療のメリット

アンカースクリューを用いることで、治療効果や治療効率が大きく向上します。さらに、治療期間の短縮が期待できる点も注目されています。以下に代表的なメリットをご紹介します。

▪歯の移動がコントロールしやすく、狙った方向に引っ張ることができる
▪通常の装置に比べ、治療期間を短縮できるケースがある
▪固定源がしっかりしているため、他の歯に負担をかけにくい
▪従来は必要だったヘッドギアなどの補助装置が不要になる場合もある

 

アンカースクリューによるスピードアップへの期待

アンカースクリューは、治療の的確さだけでなく、治療期間の短縮にも大きな役割を果たすことがあります。

▪歯の動きに無駄がなく、計画的に移動させやすいため、治療の停滞を防ぎやすい
▪固定源が強固であることで、効率的に動かしたい歯に力を集中させることができる
▪結果として、矯正期間の短縮や、治療全体の見通しが立てやすくなる

 

「できるだけ早く矯正を終えたい」「忙しい生活の中でも効率的に治したい」という方にとって、スクリューの使用は非常に有効な選択肢のひとつです。

 

アンカースクリューのデメリットと注意点

一方で、アンカースクリューには外科的処置が必要な症例に使用することが多いことや、まれにトラブルが生じる点など、慎重に検討すべきポイントもあります。

 

▪小さな手術が必要で、局所麻酔を用いてスクリューを骨に埋め込みます
▪使用中に違和感を覚える、痛みや腫れ、出血が生じることがある
▪稀にネジが脱落したり、感染の原因となったりすることがある
▪金属アレルギーなど、体質によっては適用できない場合も

 

特に注意すべきは、自己判断でのケアを怠ると脱落や炎症を引き起こす可能性がある点です。使用後のケアや定期的な診療を通して状態を確認し、しっかりとしたアフターメンテナンスが大切になります。

 

アンカースクリューでの対応が必要となるケース・改善できる症例とは?

アンカースクリューはすべての患者さまに使用されるわけではありません。以下のようなケースで効果を発揮します。

 

▪前歯を大きく後退させる必要がある場合(出っ歯や受け口など)
▪顎の骨格に問題があり、歯を動かすために補助的な固定源が必要な場合
▪矯正装置だけによる移動に限界があると判断された場合

 

診断結果や歯列の状態、口腔内の環境によって、歯科医師が適用の可否を判断します。必要に応じて3Dシミュレーションや歯科用CTを用いて、詳細な位置や方向を確認しながら処置が進められます。

 

目立たない+加速矯正「マウスピース矯正+オルソパルス」のご案内

アンカースクリューは、主にワイヤー矯正における治療効率を上げる目的で使用されます。
そのため、目立つ装置が気になるという方にとっては、ややハードルの高い選択肢となるかもしれません。
特に、営業や接客業など人前に出る機会の多い方にとっては、見た目の印象が気になるという声も多く聞かれます。

 

そんな方におすすめしたいのが、透明で目立ちにくい装置を使用する「マウスピース矯正+オルソパルス(加速矯正治療)」です。
オルソパルスとは、近赤外線を利用して骨代謝を活性化し、歯の移動をサポートする医療機器で、わずか数分間の使用を毎日継続することで、歯の移動を効率的に進める手助けをしてくれます。
加速矯正として注目されており、インビザラインなどのマウスピース矯正と併用することで、従来よりも治療期間が短縮できる可能性があります。
オルソパルスを導入したマウスピース矯正は、「装着時間が短く、生活リズムを崩さずに続けたい」「予想より早く歯が動くと嬉しい」など、ポジティブに矯正治療を進めたい方にぴったりの方法といえるでしょう。

 

▪マウスピース矯正は透明で目立たず、取り外しも可能
▪食事や歯磨きがしやすく、日常生活に影響が出にくい
▪オルソパルスと併用することで、治療期間の短縮や違和感の軽減が期待できる
▪加速効果が得られることで、忙しい方でも継続しやすい
▪金属アレルギーの方や外科的処置に不安がある方にも適した治療法

 

治療期間の長さや見た目の不安から矯正治療をためらっていた方にとって、マウスピース矯正+オルソパルスは、現代のライフスタイルに寄り添ったスマートな選択肢といえるでしょう。

項目 ワイヤー矯正+アンカースクリュー マウスピース矯正+オルソパルス
矯正装置の種類 金属ワイヤー+アンカースクリュー 透明マウスピース+オルソパルス
見た目の目立ちにくさ 目立ちやすい 非常に目立ちにくい
治療のスピード 比較的早い(症例により短縮効果) 加速装置により短縮が期待できる
治療の正確性 高い(固定源が強固) 中〜高(症例により異なる)
適応症例の幅 非常に広い 中程度(重度症例には非適応あり)
痛みや違和感 あり(特にスクリュー装着時) 少ない(個人差あり)
外科処置の有無 することも多い(局所麻酔を伴う) ほぼしない
通院頻度 やや多め 少なめ(自己管理しやすい)
ケアのしやすさ やや難しい(装置の複雑さ) しやすい(取り外し可能)
金属アレルギーへの対応 非対応 対応(非金属装置)
費用の傾向 高め(スクリューの処置を含む)(自由診療) やや高め(オルソパルス加算あり)(自由診療)

 

「プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院」診療での取り組み

当院は矯正歯科専門クリニックとして、幅広い症例に対応しております。
インビザライン矯正認定医が在籍し、ブラックダイヤモンド・プロバイダーにも認定。小児育成矯正「プレオルソ」も導入し、子どもから大人まで幅広い年齢層に合わせた治療が可能です。
また、iTero element 5Dによる高精度スキャン、歯科用CTやマイクロスコープといった先進設備を用いた診断と治療、さらにデンタルローンやクレジットカード支払いへの対応も完備しています。
患者さまの不安や負担にしっかり寄り添った体制で、安心してご相談いただけます。


プルチーノ歯科・矯正歯科 理事長であるドクター鶴田翔平が2025年のインビザラインブラックダイヤモンド・プロバイダーに認定されました >

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今回の記事まとめ|自分に合った矯正治療を選ぶために

この記事では、歯科矯正用アンカースクリューについて、その仕組みや使用目的、注意点、そして他の治療法との比較を詳しくご紹介しました。
しかし、アンカースクリューは非常に有効な装置である一方、リスクやデメリットも伴うため、すべての患者に適しているわけではありません。
「目立たずスピーディーに治したい」「痛みや不安を少しでも減らしたい」と感じる方は、マウスピース矯正+オルソパルスといった新しい選択肢についても検討してみてはいかがでしょうか。

 

当院では、患者さまお一人おひとりに合った最適な治療方法をご提案し、丁寧なカウンセリングとサポート体制でお応えしています。ぜひ一度、無料相談にお越しください。

 

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マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。

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