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床矯正はどんな治療?子どもへのデメリットは?矯正歯科クリニックが解説

25.03.20

カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正ワイヤー矯正成人矯正矯正歯科矯正治療

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
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医院へのアクセス・診療時間については各医院のHPをご覧ください。

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子どもの歯並びを整える治療方法として注目されている「床矯正(しょうきょうせい)」。顎を拡大すると聞いて、「子どもにデメリットはないの?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
そこで「プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院」の今回のブログ記事では、床矯正の治療内容やそのメリット・デメリットを詳しく解説します。

また、当院で扱うお子さまを対象とした矯正治療法「インビザライン・ファースト」との違いについてもわかりやすく紹介し、比較検討しやすい情報をお届けします。お子さまにとって最適な矯正方法をお選びくださいね。

床矯正とはどんな治療?~顎を適切なサイズに拡大するために~

床矯正の床(しょう)とは、レジン製のプレートのことで、歯科用語では入れ歯の土台部分を指します。つまり床矯正は、入れ歯のような取り外し可能な装置を使い、顎を拡大して歯列を整える治療方法です。
まだやわらかい子どもの顎を広げることで、永久歯が自然に並ぶスペースを作ることを目的としています。

この治療法は、特に成長期の子どもに適しており、取り外し可能なため食事や歯磨きがしやすいという特徴があります。

1.顎の拡大を目的としている

成長期の柔軟な顎を広げ、永久歯が適切な位置に生えてこられるようスペースを確保するための治療です。

2.定期的な装置の調整が必要

床矯正の治療中は定期的に通院し、スムーズに治療が進むよう装置の調整を行う必要があります。

3.取り外し可能な装置を使用

食事や歯磨きの際には外せるため、衛生的で負担が少なく、日常生活への大きな影響も出にくいのが特徴です。

床矯正はいつから始めるべき?対象年齢と期間~大人は対象になるの?~

床矯正は、主に6歳から12歳までの成長期の子どもを対象に行われます。この時期の顎は柔軟で、装置による拡大効果が高いため、永久歯が正しい位置に生えるスペースを確保することが可能です。大人でも治療はできますが、実際に治療法として取り入れている割合はかなり低いといえるでしょう。
治療期間は通常1〜3年ほどで、個々の成長や歯並びの状態によって異なります。

床矯正のデメリットは?~子どもへのデメリットも詳しく解説~

「床矯正は簡単そうだけど、本当に安全?」という声をよく耳にします。床矯正は取り外し可能な装置を使い、顎を拡大して歯並びを整える治療法です。柔軟性が高く、成長期の子どもに適していますが、以下のようなデメリットもあります。

●装着時間を守らないリスク

取り外し可能な装置のため、子どもが装着を嫌がったり忘れたりすると、治療が計画通り進まない場合があります。

●治療できる症状が限定的

顎の拡大には効果的ですが、歯全体の矯正には向いていません。そのため、適用するケースが限られます。

●長期間の治療になることも

子どもの成長に合わせて徐々に進めていく治療のため、治療期間が長くなることがあります。

●治療の継続が難しい場合も

子ども自身が装置を管理する必要があるため、「装着時間が足りない」などの問題が発生することがあります。そのため、保護者の方のサポートが重要です。

●咬み合わせへの影響

床矯正は、U字型の歯列を適切な大きさに拡げるために成長を導くという予防的な処置が目的で、細かい歯並びや咬み合わせを改善を目的とした治療を行うわけではありません。そのため、場合によっては上下の歯の咬み合わせに違和感が生じることがあります。歯並びの細かい矯正のためには、床矯正の後、ワイヤー矯正やマウスピース矯正を組み合わせた矯正治療を行うことになります。

当院では、こうしたデメリットを軽減するため、お子さま向けのマウスピース矯正「インビザライン・ファースト」もご提供しています

床矯正とインビザライン・ファーストの違い

床矯正とインビザライン・ファーストは、どちらも子どもの矯正治療に適していますが、治療方法や装置の特徴が異なります。ただし、双方とも取り外し可能なため、装置を指示通り装着できなかった場合、治療が計画通り進まないリスクがあります。

比較項目 床矯正 インビザライン・ファースト
対象年齢 6歳から12歳くらいまでの子ども 7歳以上くらいで、永久歯が生え始めた子ども
治療法 取り外し可能な装置を使用し、顎を拡大して歯列に歯が並ぶスペースをつくる 透明なマウスピース型矯正装置を使用し、歯を計画的に動かす
メリット 顎を広げることで永久歯のスペースを確保し、抜歯を避けられる可能性が高い 透明で目立ちにくくストレスが少ない。成長に合わせて調整可能で短期間で完了する可能性がある。抜歯を避けられる可能性が高い
デメリット 顎の拡大(歯が生えてくるスペース確保)が目的のため、歯並びの細かい調整はできない 床矯正に比べると費用が高くなる場合がある

 

インビザライン・ファーストはなぜおすすめ?

当院で提供している「インビザライン・ファースト」は、透明なマウスピース型矯正装置で、以下のような特徴があります。

●装置が目立ちにくい

透明なため、装着中でも目立ちにくく、学校生活や写真撮影にも影響が出にくいのは魅力です。

●痛みや違和感が少ない

やわらかい素材でできたマウスピースなので、比較的お口の中で違和感や痛みが少ない傾向にあります。

●効果的な歯の移動

骨の成長を利用しながら矯正を進めるので、歯が動きやすく、歯周組織への悪影響も起こりにくい特徴があります。

●清潔を保ちやすい

取り外しが可能な装置なので、食事や歯磨きの際は外せます。衛生管理がしやすいというメリットがあります。

●治療期間が短い

床矯正に比べて、通院回数が少なく、短期間で治療が完了する場合が多いのが特徴です。
床矯正とインビザライン・ファーストは、どちらも子どもの矯正治療に有効な方法ですが、使用する装置や治療の進め方に違いがあります。
矯正中の見た目を気にするお子さまもいらっしゃることでしょう。その点、床矯正は歯の内側に装着するので基本的に目立ちにくいのですが、お口を開けたときに金属の一部が見える場合があるでしょう。「インビザライン・ファースト」は、透明なマウスピース型矯正装置なので大きくお口を開けて笑っても目立ちにくいのです。

お子さまの矯正治療の相談は「プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院」へ

床矯正は、子どもの歯並びを整える有効な治療法ですが、装置の装着や管理が必要なため、慎重な検討が必要です。一方、インビザライン・ファーストは透明で目立ちにくく、効果的な治療が可能です。どちらの方法が適しているかは、矯正歯科担当医と相談することが大切です。

当院の「小児育成矯正」について

インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダーの認定を受けている「プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院」では、インビザライン矯正認定医のもと、インビザライン・ファーストを用いた「小児育成矯正」を行っています。(2025年にはさらに上位ランクであるブラックダイヤモンド・プロバイダー年間401症例以上に認定されました)

小児育成矯正は、子どもの成長期を活かして顎の成長や歯並びを適切に導く矯正治療の一つです。この治療は、成長段階にある子どもの柔軟な顎や歯列に働きかけることで、将来的な大掛かりな治療を予防し、自然で健康的な口腔環境を育むことを目指します。プレオルソ(小児用マウスピース矯正装置)を用いたお口周りの筋肉トレーニングによる予防的矯正もご提供しておりますので、ご相談ください。

小児育成矯正は、早期に始めるほど効果が期待できます。
矯正によって整ったお口元は、人生を変えるほどのパワーをもたらすことでしょう。「お子さまの将来を輝かせる贈りもの」として早い段階からの矯正治療をご検討されてはいかがでしょうか。

当院はインビザラインジャパン社よりダイヤモンドの認定を受けております💎☺️>

当クリニックの「成人矯正」について詳しくはこちら>

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※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。

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