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歯列矯正は一度開始してしまうと年単位の定期的な通院が必要不可欠です。
長期にわたって同じ医院に通院する為、医院の雰囲気や主治医との相性がとても大切です。
例えば、希望した内容が反映されなかったり、治療がスムーズに進まなかったりした場合、不信感や治療に対する疑問が膨らみます。
このような理由で、治療を受け続ける事が不安になってしまっている方もいるのではないでしょうか。
不信感で、同じ歯科医院で矯正治療を受け続ける事が困難だと感じた際には、転院を考えてみても良いかもしれません。
当記事では、矯正中の不信感の原因、転院する際に確認する事、具体的な転院の手順など詳しく紹介していきます。
目次
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「矯正中の不信感の原因」
矯正治療中の不信感の原因として挙げられるのは以下の理由です。
よくありがちな3つの理由をご紹介します。
①治療の説明が少なく、希望の治療ができない
通常、初めにきちんと診察、カウンセリングなどで患者様に納得していただいてから治療を開始します。
しかし、主治医の説明が少なく、患者様が理解していないまま治療が進んでいくと希望通りに治療が進まず不信感が溜まってきてしまいます。
疑問点を持ったまま矯正治療が進んでいくと不信感が大きくなってしまいますので、些細な疑問でもその都度質問するようにしましょう。
②主治医と合わない
主治医の先生も、患者さんも人間ですので、もちろん合わない場合もあります。
合わない場合、上手く意思疎通出来なかったり、不信感に繋がってしまうことがあります。
なるべく矯正開始前の診察時に自分に合った歯科医師なのかを見極めるようにしましょう。
③歯科医院スタッフが不親切
歯科医院の受付スタッフや歯科衛生士の対応が不親切だと不信感を抱いてしまいます。
その為、矯正開始前に歯科医院の口コミや雰囲気を確かめてから矯正を開始するようにしましょう。
「矯正治療に不信感、解決策は?」
矯正治療中に不信感を抱いてしまった。
不信感を解決する方法は2つ考えられます。
①主治医に正直な気持ちを伝える
1つ目は、主治医に不安に思っている事や不信感を抱いている事を伝える方法です。
主治医も良かれと思っていた事が患者さんの不信感に繋がってしまっている可能性や、全く不信感に気づいていない可能性も考えられます。
正直に伝える事で不信感を抱いた点を改善してもらえる可能性もありますので、一度直接伝えてみても良いかもしれません。
②転院する
2つ目は思い切って転院する事です。
矯正治療は最初から最後まで同じ歯科医院で進めることがベストです。
しかし、不信感が払拭出来なかった場合、心機一転新しい歯科医院で矯正治療を進めるのも選択肢の一つです。
転院する場合は、現在の主治医に転院の意思を伝え、新しい歯科医院を探す事も必要です。
詳しい転院の際の手順は後述していますのでぜひ参考にしてください。
「転院する際の確認事項」
①矯正費用について
矯正治療費は費用も支払い方法も歯科医院によって様々です。
現金一括払いや分割払い、デンタルローンなど支払い方法によっては手続きが必要な場合があります。
その為、転院する際には必ず確認するようにしましょう。
②契約書の内容について
契約書の内容は歯科医院によって様々です。
通院中の歯科医院の契約書の内容をしっかり確認しましょう。
特に治療費については契約書に細かく記載されていることが多いです。
全額支払いが済んでいる場合、返金可能なのか契約書をよく確認するようにしましょう。
デンタルローンや分割払いの場合、歯科医院に残金や転院する際の対応も確認しましょう。
「具体的な転院の手順」
①なるべく早く主治医に相談する
転院する意思が固まったらなるべく早く主治医に相談しましょう。
転院先の歯科医院に引き継ぐ為に必要な資料を主治医に揃えてもらわなければなりません。
必要な資料を用意するのに時間がかかる場合がありますので、出来るだけ早めに主治医に相談するようにしましょう。
その為、主治医への不信感が原因でも転院をスムーズに行えるように転院の意思を早めに伝えましょう。
②転医先の歯科医院を決める
転医することになった場合、転医先の歯科医院を決めていきます。
転医先の歯科医院を決める方法は2つあります。
1つ目は、現在の主治医に紹介してもらう方法です。
2つ目は、自分で転医先の歯科医院を調べて主治医に相談して決める方法です。
自分で転医先を探す際に確認するべきポイントは、今現在行っている治療方法を継続できるのかという点です。
電話で転医先に相談するか、実際に歯科医院に足を運んで新しく主治医となる歯科医師との相性を確かめておく事も重要です。
③転医に必要なものを準備する
転医する際に、これまでの矯正治療の進捗状況や治療内容を新しい担当医に引き継ぐ必要があります。
現在の主治医に以下の情報と資料を用意してもらいましょう。
・紹介状
・口腔内写真
・レントゲン写真
・治療計画表
・治療経過がわかる資料
・診療記録
・上下歯列の石膏模型(せっこうもけい)
矯正方法によっては石膏模型を作成しない場合もあります。
その為、上記の資料を全てもらうことが出来ない場合もあります。
しかし、なるべく新しい歯科医院での矯正治療がスムーズに進むように資料を揃えてもらいましょう。
④矯正費用がどうなるか確認する
矯正の費用をすでに全額支払っている場合は、一部を返金してもらえる可能性がある為、確認しましょう。
マウスピース矯正に関しては、治療を始めた段階で最後のマウスピースまで完成してしまっています。
その為、マウスピース矯正は返金が難しくなりますので注意が必要です。
⑤転医先の歯科医院に資料を提出
転医先の歯科医院に用意してもらった書類と資料を提出しましょう。
資料を提出する際に伝えておいた方が良い事は3つあります。
1つ目は、転院の理由です。
転院前の医院での問題が再度起きないように転院の理由を伝えておきましょう。
2つ目は、矯正治療の内容と経過です。
資料でも治療内容はある程度把握出来ますが、スムーズに治療が進むよう口頭でも内容を伝えましょう。
3つ目は、今後の矯正治療の要望です。
要望を伝える事で、治療計画も立てやすくなる為、はっきり要望を伝えましょう。
スムーズに矯正治療を引き継いでもらう為にも、新しい主治医が治療計画を立てやすいようにこれらの情報を伝えることが大切です。
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「まとめ」
矯正治療中に不信感を抱いてしまう原因と具体的な解決策をご紹介しました。
一般的に矯正治療は最初から最後まで同じ歯科医院で進めるのがベストです。
まず、不信感を主治医に伝えてみるなど治療中の歯科医院で継続できる方法を試してみるのをお勧めします。
しかし、どうしても不信感が払拭出来ない場合は、転院する意思を伝え、転院の準備を進めましょう。
三重県四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院は歯並びの矯正に特化しているクリニックです。
プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院では矯正歯科の転院にも対応しております。
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プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院は、特にマウスピース矯正に力を入れている歯科医院です。
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