近年は、歯並びの治療を検討する際にマウスピース矯正が第一選択となりやすいです。マウスピース矯正は従来法と比べて装置が目立たず、歯並びの治療を快適に進められる点が人気を集めているのでしょう。そこで気になるのがマウスピース矯正の値段ですね。マウスピース矯正は、ケースによって値段が大きく異なるため、どこで治療を受けたら良いのか迷っている方も多いことでしょう。そこで今回は、マウスピース矯正の値段について、プルチーノ歯科・矯正歯科 矯正歯科が詳しく解説をします。
目次
【1】 マウスピースの値段が異なる理由
矯正歯科治療で使用するマウスピースは、次の4つの理由からケースによって値段が異なります。
①矯正治療を行う範囲の違い
矯正歯科治療で使用するマウスピースの値段は、治療を行う範囲によって異なります。例えば、全体的な歯列矯正を行う場合と部分的な矯正のみを行う場合では、必要なマウスピースの数や治療期間が異なるため、それに応じて費用も変わります。全体的な矯正では、多くのステップが必要であり、それぞれのステップで新しいマウスピースが必要になるため、総合的な費用が高くなる傾向にあります。一方、部分的な矯正では、使用するマウスピースの数が少なくなるため、比較的低価格で治療を受けることが可能です。
②マウスピースを提供している会社による違い
マウスピースの値段は、提供している会社によっても異なります。現在、多くの会社がマウスピース矯正のサービスを提供していますが、それぞれの技術やサービス内容、品質に差があります。プルチーノ歯科・矯正歯科 矯正歯科では、信頼性と実績のあるインビザラインを導入しており、その技術の高さと治療効果には定評があります。インビザラインは、高度なデジタル技術を駆使して作成されるため、その分費用もやや高めになることがあります。しかし、その分精密で快適な治療を提供できる点が多くの患者さんに支持されています。
③自費診療であるため医院によって値段が異なる
マウスピース矯正は基本的に自費診療であり、保険が適用されないため、医院ごとに値段が異なることがあります。各医院が設定する料金には、技術料やサービスの質、使用するマウスピースのブランド、さらには医院の立地条件などが反映されています。患者さんにとっては、料金だけでなく、医院が提供する治療の質やアフターケアの内容もしっかりと確認した上で選択することが重要です。
④大人と子供で使用する器具にも違いがある
マウスピース矯正の値段は、大人とお子さんで使用する器具にも違いがあります。子供の場合、成長に合わせて柔軟に対応できるように、成長段階に応じたマウスピースが必要になることがあり、それによって治療の費用が異なることがあります。一方、大人の矯正では、成長を考慮する必要がないため、使用するマウスピースの種類や数が異なることがあります。これにより、治療期間や費用が変わることがあります。
【2】大人の矯正歯科治療の場合
大人の矯正歯科治療をインビザラインで行う場合の値段は以下の通りです。ここではプルチーノ歯科・矯正歯科 矯正歯科の料金を参考として紹介しています。
①インビザライン(全体矯正)の場合
¥770,000(税抜:¥700,000)~990,000(税抜:¥900,000)
②インビザライン(部分矯正)の場合
片顎 ¥330,000(税抜:¥300,000)
※料金は2024年8月現在の料金です。料金は変更する場合がございますので、最新の料金はお問い合わせください。
【3】子供の矯正歯科治療の場合(小児矯正)
大人の矯正歯科治療をマウスピースで行う場合の値段は以下の通りです。
① プレオルソ(小児用マウスピース矯正装置)の場合
プレオルソ&MFT治療による一期治療 ¥495,000(税抜:¥450,000)
②インビザラインファーストの場合
インビザラインファースト ¥605,000(税抜:¥550,000)~
③インビザライン(第2期)の場合
一期治療後のインビザラインファースト追加 ¥121,000(税抜:¥110,000)~
※料金は2024年8月現在の料金です。料金は変更する場合がございますので、最新の料金はお問い合わせください。
【4】マウスピース矯正が選ばれている理由
マウスピース矯正が多くの方に選ばれているのは、以下の挙げる理由からです。
理由①装置が透明で目立たない
マウスピース矯正が選ばれている最大の理由は、その装置が透明で目立たないことです。従来のワイヤー矯正とは異なり、マウスピースは装着していても目立ちにくく、日常生活においても自然に過ごすことができます。このため、特に大人の患者さんや仕事で人前に立つ機会が多い方々にとって、矯正歯科治療を選びやすい選択肢となっています。
理由②食事や歯磨きをいつも通りに行える
マウスピース矯正は、装置を取り外すことができるため、食事や歯磨きをいつも通りに行うことができます。これにより、従来の矯正装置に比べて、食事の制限が少なく、噛み合わせの状態を維持しやすいのが特徴です。お子さんや親御さんにとっても、日常生活での負担が少なく、矯正治療が進めやすい点が魅力です。
理由③矯正に伴う痛みや不快感が少ない
マウスピース矯正は、矯正に伴う痛みや不快感が少ないことも選ばれる理由の一つです。特に、矯正初期の痛みが軽減されるため、患者さんにとってストレスが少なく、継続的な治療がしやすいのがメリットです。これにより、矯正歯科治療を検討する多くの方々が、マウスピース矯正を選ぶようになっています。
【5】マウスピース矯正を検討する際の注意点
歯並びの治療法としてマウスピース矯正を検討する際には、以下の4つの点に注意しましょう。
注意点①マウスピースの装着時間を厳守する必要がある
マウスピース矯正では、決められた装着時間を厳守することが求められます。通常、1日20時間以上の装着が推奨されていますが、これを怠ると、期待される矯正効果が得られない可能性があります。噛み合わせを整えるためにも、患者さん自身が積極的に装着時間を守ることが重要です。
注意点②適応できない症例もある
マウスピース矯正は、すべての症例に適応できるわけではありません。例えば、非常に複雑な歯並びや重度の噛み合わせの問題を持つ患者さんの場合、他の矯正方法が必要になることがあります。矯正歯科の専門医に相談し、適切な治療法を選ぶことが大切です。
注意点③歯科医師の技術や経験によって結果が変わる
マウスピース矯正の成功は、歯科医師の技術や経験に大きく依存します。同じマウスピースを使用しても、歯科医師の治療計画や技術によって、結果が異なることがあります。プルチーノ歯科では、豊富な経験と高い技術を持つ歯科医師が治療を行うため、安心して治療を受けられます。
注意点④マウスピース装着中は水しか口にできない
マウスピースを装着している間は、水以外の飲食物を口にすることができません。これは、飲食物がマウスピース内に入り込み、歯にダメージを与える可能性があるためです。食事や飲み物を楽しむ際には、マウスピースを外す必要があり、その後、再度しっかりと装着することが求められます。
【6】マウスピース矯正の一般的な治療期間
マウスピース矯正での治療にかかる期間は、ワイヤー矯正と大差はありません。全体矯正であれば歯を動かすのに1~3年程度、部分矯正では3~12ヵ月程度かかります。マウスピース矯正だから治療期間が短くなる、あるいは長くなるということは基本的にありません。
【7】プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院のマウスピース矯正治療の流れ
最後に、プルチーノ歯科・矯正歯科 矯正歯科におけるマウスピース矯正(インビザライン)の治療の流れを簡単に紹介します。
STEP 1: 無料カウンセリング
まず、矯正歯科治療に関心のある患者さんに対して、無料カウンセリングを行います。この段階で、マウスピース矯正のメリットや値段について詳しく説明し、患者さんの希望をお伺いします。
STEP 2: 精密検査・型取り
次に、矯正治療を進めるために、精密な検査と型取りを行います。これにより、患者さんの歯並びや噛み合わせを詳細に把握し、最適な治療計画を立てます。
STEP 3: 3Dシミュレーション
検査結果を基に、3Dシミュレーションを行い、治療後の歯並びの予測図を作成します。これにより、患者さんは治療の進行状況や最終的な結果を事前に確認できます。
STEP 4: マウスピースの装着スタート
シミュレーションに基づいて作成されたマウスピースを装着し、矯正治療を開始します。装着時間を守ることで、計画通りに歯が動きます。
STEP 5: アタッチメントの装着
必要に応じて、歯にアタッチメントを装着します。これにより、マウスピースがしっかりと歯にフィットし、効率的に歯を動かすことができます。
STEP 6: 定期的な通院・経過観察
治療期間中は、定期的に通院して経過を観察します。治療が順調に進んでいるかを確認し、必要に応じてマウスピースの調整を行います。
STEP 7: 保定処置
治療終了後は、歯が元の位置に戻らないように保定処置を行います。保定装置を使用することで、矯正後の美しい歯並びを長期間維持します。