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部分矯正で治せる歯並びは?メリット・デメリットは?【四日市の矯正歯科が解説】

25.02.15

カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科

歯列矯正というと、2〜3年の期間と1,000,000円前後の料金がかかるというイメージがあると思います。そのため「自分に歯列矯正は向かない」とか「経済的な負担が大きすぎてハードルが高い」といったネガティブな感情を持っている方がいるかもしれません。

もちろん、上下の歯並びをすべて綺麗にするとなると、金銭的な負担はある程度、避けられませんが部分矯正なら話は変わります。今回はそんな部分矯正とはどんな治療法で、どのような歯並びを治せるのか。さらには、部分矯正に伴うメリットやデメリットも含めて、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しく解説をします。

1.部分矯正とはどんな矯正治療なの?

はじめに、部分矯正の基本事項から確認していきましょう。

◎歯列の一部分だけを矯正する方法

部分矯正とは、文字通り歯並びの一部だけを治す方法です。一般的には前歯数本に限定された歯並びの異常を簡易的な手法で改善します。

◎治療期間が短く、費用も安い

歯列の一部分だけを矯正する方法なので、治療にかかる期間は短く、費用は安くなります。これはあくまで表側矯正や裏側矯正といった全体矯正と比べた場合の特徴なので、実際の治療は数ヵ月かかりますし、費用も数十万円は必要となる点にご注意ください。

 

2.部分矯正のメリット

次に、部分矯正に伴う5つのメリットを解説します。

メリット①:治したい箇所だけをピンポイントで治療が可能

部分矯正を希望される方の多くは、前歯のちょっとした傾きや捻じれ、すき間などが気になっているものです。「この部分だけでも直せたら口元の印象も大きく変わるのに!」といった悩みを持たれている人には、部分矯正を推奨できます。なぜなら部分矯正は治したい箇所だけピンポイントで治療できるからです。

メリット②:治療範囲が限定され治療期間を短縮できる

一般的な全体矯正は、歯を動かすのに少なくとも1年、長い場合は3年以上の期間を要しますが、部分矯正なら治療範囲が一部に限定されているため、3~12ヵ月程度で完了します。実際にどのくらいの期間がかかるかは、部分矯正の症例によって変わります。

メリット③:治療範囲が限定され治療にかかる費用を抑えられる

動かす歯の本数が少なく、距離も短いということは、治療にかかる手間や使用する装置も少なくなります。それは矯正にかかる費用の抑制にもつながるのです。標準的な症例であれば、全体矯正の半額かそれ以下の費用で部分矯正できることでしょう。

メリット④:治療する範囲が少なく違和感や痛みが生じにくい

部分矯正では、矯正力がかかる歯が一部に限定されるので、治療に伴う違和感や痛みも少ないです。歯並びの治療に伴う痛みが不安という方は、この点が大きなメリットとして感じられます。

メリット⑤:歯や歯茎へのダメージが抑えられる

以上のことを踏まえると、部分矯正では歯や歯茎へのダメージも最小限に抑えられます。歯列矯正に伴う「歯髄の失活」や「歯根吸収」、「歯肉退縮」といったリスクも低減できるのです。

3.部分矯正のデメリット

部分矯正はとても便利な治療法ですが、次のようなデメリットを伴うことも正しく理解しておく必要があります。

デメリット①:実施可能な症状が限定される

部分矯正は、移動できる歯が限られているため、比較的軽度の症例にしか適応できません。中等度から重度の症例は、必然的に全体矯正が必要となります。部分矯正が実施できない状態の可能性もありますので、検討段階で矯正歯科医にご相談ください。

デメリット②:歯の移動計画に沿って移動するとは限らない

部分矯正でも、事前に診療及び精密検査を行って、適切な治療計画を立案しますが、その通りに歯が移動するとは限りません。全体矯正よりも制約が大きい治療法なので、治療計画の修正もしにくい点に注意が必要です。

デメリット③:噛み合わせの治療にはならない

部分矯正で治せるのは部分的な歯並びだけです。上下の噛み合わせは全体矯正でなければ改善できません。

デメリット④:見た目の大幅な変貌はあまり見込めない

部分矯正では、一部の症例を除いて見た目に大幅な変化は見られません。前歯の傾きや位置の異常、ちょっとしたガタガタが改善される程度にとどまります。

デメリット⑤:出っ歯になることがある

抜歯が必須となるような症例を部分矯正で治療する場合、スペースの不足によって出っ歯になってしまうことがあります。なぜなら部分矯正で抜歯をすることができないからです。スペースがないのに無理やり歯を動かそうとすると、前歯が前方へとはみ出ることがあります。

デメリット⑥:噛み合わせが悪くなることがある

前歯の歯並びを部分的に治すと、上下の噛み合わせが悪くなる場合があります。

 

4.部分矯正で治療可能な症例

続いては、部分矯正が適した症例についての解説です。

【症例1】軽度の出っ歯

前歯が前方に傾斜していて出っ歯になっている症例は、症状が軽度の場合に限り、部分矯正で治療可能です。

【症例2】軽度の乱ぐい歯

前歯部のデコボコが目立つ軽度の乱ぐい歯も部分矯正で治せることが多いです。

【症例3】軽度のすきっ歯

歯と歯の間にすき間がある空隙歯列(すきっ歯)も部分矯正の対象です。すきっ歯は、スペースが不足しているのではなく、逆に余っていることから、抜歯が必要となるケースは稀です。ただし、余剰スペースが大きい場合は、全体矯正でなければ改善が難しいです。

 

5.部分矯正での対応が難しい方の場合

上述した症状に当てはまらないケースは、残念ながら全体矯正を行わざるを得ません。部分矯正で無理に治療しても、納得のいく結果が得られないため、全体矯正を検討した方がよいといえます。

 

6.「透明なマウスピース矯正(インビザライン)」を使った部分矯正のご紹介

部分矯正というと、金属製のブラケットとワイヤーを固定するワイヤー矯正しか選択肢がないと思われがちですが、実際はそうではありません。透明なマウスピースを使用するインビザラインには、「インビザライン・ライト」という部分矯正のプランも提供されているのです。

◎インビザライン・ライトとは?

インビザライン・ライトは、マウスピース(アライナー)を最大14枚まで使用できる治療プランです。基本的にはすべての歯を移動することが可能ですが、大きな効果を得たい場合は、前歯部の治療で使用すると良いでしょう。標準的なインビザラインよりも費用が安く、治療期間も短く済みます。ワイヤー矯正とは異なり、着脱式の装置を使用するため、食事や歯磨きを普段通りに行える点も魅力のひとつとして挙げられます。

 

7.無料矯正相談のご案内

今回は、部分矯正の特徴やメリット・デメリット、対応できる歯並びについて、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。

歯列の一部分だけを動かし治療する部分矯正は、治療期間が短い、費用が安い、痛みが少ない、歯や歯茎へのダメージが少ないなど、たくさんのメリットが得られますが、適応範囲が狭いというデメリットも伴います。

そのため部分矯正で対応可能な歯並びというのは、比較的軽度の出っ歯や乱ぐい歯、すきっ歯などに限られてしまうのです。もちろん、そうした状態が軽度の場合は、積極的に部分矯正を検討した方が良いといえます。上段でも取り上げたように、インビザラインなら部分矯正もマウスピースを使って治療できるのです。

四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、インビザライン矯正をはじめとした歯並びの治療の相談・カウンセリングを無料で承っておりますので気軽に予約してください。今回のテーマでもある部分矯正について、疑問や不安に思うことがあれば何でもご相談ください。インビザライン・ライトに関しても、実物をお見せしながらわかりやすく説明します。

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