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マウスピース矯正

mouthpiece correction

受け口の原因や放置するリスク、矯正歯科治療で治す方法を解説!

25.02.15

カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
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顎がしゃくれていると表現されることもある「受け口」。見た目があまり良くないだけでなく、噛む機能にまで悪い影響を及ぼすことがあるため、放置するのは良くありません。受け口もその他の歯列不正と同様、矯正歯科治療で治すのが望ましいのです。そこで今回は、受け口になる原因や放置するリスク、矯正歯科の治療で治す方法について、プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院が詳しく解説します。受け口の症状に悩まされている方は、参考にしてください。

1.受け口とは?

受け口とは、下顎が上顎よりも前に出ている状態のことを指し、専門的には「下顎前突(かがくぜんとつ)」とも呼ばれます。この状態は、見た目や噛み合わせ、発音に影響を与えるだけでなく、歯や顎関節への負担も増加させる可能性があります。

2.受け口の原因

受け口の原因としては、以下の5つが挙げられます。

① 遺伝的な要因

受け口は遺伝的要因が大きく影響します。親族に受け口の方がいる場合、その遺伝子が影響してお子さんにも同じような噛み合わせの問題が生じることがあります。

② 上顎の成長が不十分なことが原因

上顎の成長が不十分な場合、下顎が相対的に前に出ることになります。これにより、噛み合わせがずれてしまい、受け口となることがあります。この成長の不均衡は、幼少期からの成長過程で発生することが多く、早期の診断と治療が重要です。

③ 前歯の位置が原因

前歯の位置の異常が受け口の原因となることがあります。特に、上顎の前歯が後退している場合や下顎の前歯が前に出ている場合、受け口の状態が生じやすくなります。矯正治療により前歯の位置を調整することで、噛み合わせの改善が可能です。

④ 悪癖が原因

幼少期の悪癖が受け口の原因となることがあります。例えば、指しゃぶりや舌の押し出し癖などが長期間続くと、歯や顎の位置に影響を与え、受け口を引き起こすことがあります。早期に悪癖を矯正することが重要です。

⑤ 口呼吸が原因

口呼吸が習慣化すると、舌の位置が下がり、上顎の成長が抑制されることがあります。これにより、下顎が相対的に前に出て受け口になることがあります。鼻呼吸を促進することで、受け口の予防が期待できます。

3.受け口を放置すると起こりやすいトラブル

受け口を矯正せずに放置していると、次に挙げるようなトラブルが起こりやすいです。

① 咀嚼が不十分で消化不良

受け口によって噛み合わせが悪くなると、食べ物を十分に噛むことができず、消化不良を引き起こすことがあります。これにより、胃腸に負担がかかり、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

② 口元の容姿に影響が出る

受け口は見た目にも大きな影響を与えます。下顎が前に出ているため、口元のバランスが崩れ、顔の印象が変わることがあります。これがコンプレックスとなり、自信を失う原因にもなり得ます。

③ 将来的に歯を失うリスクが高まる

受け口を放置すると、特定の歯に過度な力がかかり、歯の摩耗や破損が進行することがあります。これにより、将来的に歯を失うリスクが高まるため、早期の治療が重要です。

④ 発声・発音が悪くなる

受け口は発音にも影響を与えることがあります。特に、サ行やタ行の発音が難しくなり、発声が不明瞭になることがあります。これがコミュニケーションの障害となることがあります。

⑤ 虫歯や歯周病リスクが高まる

噛み合わせの不均衡により、特定の部位が磨きにくくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。適切な噛み合わせを保つことで、これらのリスクを軽減することができます。

⑥ 顎関節症を起こすリスクが高まる

受け口は顎関節にも負担をかけるため、顎関節症を引き起こすリスクがあります。顎の痛みやクリック音、開口障害などの症状が現れることがあります。

⑦ 風邪を引くリスクが高まる

口呼吸が習慣化すると、口腔内が乾燥しやすくなり、ウイルスや細菌が繁殖しやすくなります。これにより、風邪を引きやすくなることがあります。

⑧ 外科的な治療が必要になる場合もある

受け口を長期間放置すると、矯正治療だけでは改善が難しくなり、外科的な治療が必要になる場合があります。早期の診断と治療が、将来的な大掛かりな治療を避けるために重要です。

4.プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院の「子供の受け口の治療」

次に、プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院の子供の受け口の矯正治療について解説します。

① 口腔機能トレーニングを取り入れたマウスピース矯正

プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院では、口腔機能トレーニングを取り入れたマウスピース矯正を行っています。この治療法は、お子さんのお口周りの筋肉の機能を改善し、正しい噛み合わせを促進することを目的としています。マウスピースは、特別に設計された装置で、主に夜間に装着することで矯正の効果を発揮します。

この治療の特徴は、マウスピースを使うだけでなく、口腔機能のトレーニングも併せて行う点です。具体的には、舌の位置や唇の筋力を強化するトレーニングを行い、正しい口腔内のバランスを取り戻します。これにより、受け口の改善だけでなく、将来的な歯並びの安定にも寄与します。

② あいうべ体操の実施

プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院では、あいうべ体操を取り入れた受け口治療も行っています。あいうべ体操は、口腔周囲の筋肉を鍛えるための簡単な運動で、特に口呼吸を鼻呼吸に改善するために有効です。あいうべ体操は、「あ」「い」「う」「べ」の音を発声しながら口を大きく動かすことで、唇や舌の筋肉を強化します。

この体操を日常的に行うことで、お子さんの口腔機能が向上し、受け口の改善が期待できます。さらに、鼻呼吸の習慣をつけることで、口腔内の乾燥を防ぎ、虫歯や歯周病のリスクを軽減する効果もあります。プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院では、親御さんと一緒にあいうべ体操を学び、家庭での実践をサポートしています。

プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院では、受け口の治療において、お子さんの健康な成長と発育を第一に考え、最新の治療法とサポート体制を提供しています。お子さんの受け口についてお悩みの方は、ぜひご相談ください。

5.プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院の「大人の受け口の治療」

続いては、プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院の受け口の矯正治療について解説します。

① インビザラインによる治療

プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院では、インビザラインによる受け口治療を行っています。インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置で、目立たず快適に治療を進めることができます。インビザラインは特に、大人の患者さんに人気があります。なぜなら、日常生活で装置が目立たないため、仕事や社交の場でも安心して使用できるからです。

インビザラインによる治療は、デジタルシミュレーションを用いて、最適な治療計画を立てることから始まります。これにより、患者さんは治療開始前に最終的な歯並びを確認することができ、安心して治療を受けることができます。さらに、取り外し可能なため、食事や歯磨きも普段通り行えます。インビザラインは、受け口の矯正においても効果的であり、噛み合わせの改善を目指します。

② ワイヤー矯正を併用する場合もある

プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院では、受け口の程度や患者さんの希望に応じて、インビザラインとワイヤー矯正を併用することもあります。特に、受け口が重度の場合や、歯の移動が大きく必要な場合には、ワイヤー矯正が効果的です。

ワイヤー矯正は、強力な力を加えて歯を正しい位置に動かすことができるため、短期間での治療が可能です。また、細かい調整が可能であるため、受け口の複雑なケースにも対応できます。プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院では、患者さん一人ひとりの口腔内の状態を丁寧に診断し、最適な治療方法を提案いたします。

6.骨格が原因の場合や重度の受け口は「抜歯」や「外科手術」が必要 な場合もある

受け口の中には、骨格の問題が主な原因となっている場合があります。このような場合、通常の矯正治療だけでは十分な改善が難しく、「抜歯」や「外科手術」が必要になることがあります。

特に、下顎が過度に発達している場合や上顎の成長が不十分な場合、歯並びを整えるために抜歯が必要となることがあります。また、骨格自体の問題を解決するためには、顎の骨を調整する外科手術が効果的です。外科手術は、受け口の根本的な改善を目指し、噛み合わせや見た目を大きく改善することができます。

プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせた最適な治療を提供しています。受け口でお悩みの方は、ぜひご相談ください。

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