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mouthpiece correction

矯正歯科の治療中に歯磨きが大事な理由とブラッシングのポイントを解説

24.08.01

カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
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矯正歯科の治療では、装置による違和感や刺激、歯の移動に伴う痛みなどに悩まされることがあるため、歯磨きまでしっかり行うのは難しいという方もいらっしゃるかもしれません。実際、ワイヤー矯正のようなデコボコとした装置を使う方法では、ブラッシングのしにくさから口腔ケアが疎かになってしまうケースも珍しくないでしょう。

けれども、そうしたケースこそ歯磨きを普段以上にしっかり行う必要性が高まるものなのです。今回はそんな矯正歯科の治療中に歯磨きが大事な理由とブラッシングのポイントについて、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科がわかりやすく解説します。

1. 矯正治療中は虫歯に注意

矯正歯科の治療中は、虫歯や歯周病のリスクが上がっている点に注意が必要です。それは次のような理由からです。

① 虫歯になりやすい理由

矯正中に虫歯になりやすい理由としては、ブラッシングしにくい点が第一に挙げられます。実際に歯の表面にブラケットとワイヤーを設置してみるとよくわかりますが、これまで通りのブラッシング法はまったく通用しません。普段取りの歯磨きでは、かなりの量の磨き残しが生じるのです。それが積み重なっていくと、歯垢や歯石が堆積して、細菌も繁殖していきます。

食事と歯磨きの時に装置を外せるマウスピース型矯正であれば、ワイヤー矯正ほどの不便を感じることはありませんが、また別の理由で虫歯リスクが上がる点に注意が必要です。それはマウスピースを装着したまま清涼飲料水を飲んだり、マウスピースのケアを怠ったりすることで虫歯が誘発されるのです。こうした理由から矯正中は虫歯になりやすくなっていますので、十分にお気をつけください。

② 虫歯予防の方法

矯正中の虫歯は、次の方法を実践することで虫歯を予防しやすくなります。

・適切なブラッシング法を身に付ける

矯正中は、装着している装置に合ったブラッシング法を身に付ける必要があります。とくにマルチブラケット装置を使っている場合は、歯科医師および歯科衛生士の指示した通りにブラッシングすることが大切です。詳細は後段でも解説します。

・毎食後に歯磨きをする

歯磨きは、何らかの食べ物・飲み物を口にする度に行うようにしましょう。それがちょっとした間食であっても、お口の中に食べかすが残ってしまうことから、その都度しっかりケアする必要があります。出先で歯磨きが難しい場合は、マウスウォッシュなどでうがいをしてください。

・食事の内容に配慮する

食べ物の種類によっては、装置に残りやすいものがあります。例えば、繊維質の野菜やきのこ、粘着性の高いキャラメルなどは要注意です。

2. 矯正治療中に虫歯になったら

矯正中は、口腔ケアを頑張っていても虫歯になってしまうことがあります。そんな時はどうすべきなのかも気になりますよね。

① 虫歯が見つかったら虫歯治療が優先

矯正歯科の治療中に虫歯が見つかった場合は、原則として虫歯治療を優先します。虫歯は自然に治ることがない病気ですし、数年に及ぶ矯正期間中に放置するわけにはいかないからです。もちろん、虫歯治療が終わるまでは、矯正治療を中断せざるを得なくなりますが、健康かつ美しい歯並びを手に入れるためには、そこは甘んじて受け入れましょう。

② 装置を外して治療が必要なケースも

ワイヤー矯正中に虫歯が見つかった場合は、装置を外して治療しなければならないケースもあります。例えば、ブラケットの周りの虫歯は、装置をつけたままで歯質を削ったり、コンポジットレジンを充填したりすることは難しいですよね。そもそも虫歯の重症度が高い場合は、詰め物や被せ物といった比較的大きい修復物・補綴装置を装着しなければならないことから、矯正装置を外す必要性も自ずと高くなります。

③ 装置の作り直しが必要なケースも

マウスピース矯正で歯並びを治療している場合は、虫歯治療に伴って、装置の作り直しが必要になるケースもあります。それは虫歯治療によって歯の形が大きく変わってしまった場合です。マウスピース矯正のインビザラインでは、治療のスタート地点でゴールまでのマウスピースを作り終えていることから、一部の歯の形が変わるとそれ以降のマウスピースが合わなくなる点に注意しなければならないのです。

3.歯磨きのポイント

次に、矯正中の歯磨きのポイントを解説します。矯正中は、以下の3つのポイントを意識して、口腔ケアに努めるようにしましょう。

① 矯正用の歯ブラシを使う

歯ブラシの中には、マルチブラケット装置を磨きやすい形態を採ったものがあります。例えば、インターブレイスと呼ばれる歯ブラシは、ブラシの中央部分が高くワイヤーとブラケットの間に差し込みやすくなっています。ヘッドの部分が小さいワンタフトブラシも矯正装置の細かい部分までブラッシングするのに適した歯ブラシといえます。

② 歯間ブラシやフロスを使う

歯と歯の間の汚れは、デンタルフロスや歯間ブラシを活用するようにしてください。ワイヤー矯正の場合は、複雑な装置の中にも上手く挿入できるスーパーフロスを使うと良いです。

③ マウスウォッシュ

矯正中は、上述した2つのポイントを実践したとしても、磨き残しは生じてしまいます。とくにデコボコとした複雑なマルチブラケット装置では、プラークフリーな状態を維持するのは至難の業です。そこでおすすめしたのがマウスウォッシュの併用です。殺菌作用が期待できるマウスウォッシュを適宜、使用することで、口内細菌の活動を抑えられます。ただし、マウスウォッシュはあくまで口腔ケアにおける補助的な役割しか果たさないため、それだけに頼ることだけはしないでください。

4.歯磨きの際に気を付けるところ

続いて、ワイヤー矯正中の歯磨きで気を付けるべきポイントを6つご紹介します。

① ワイヤーの上部と下部

歯ブラシを45度に傾けて、ワイヤーに沿う形でブラッシングしましょう。歯列全体を横断的に磨くのではなく、1歯ずつ丁寧に清掃することが大切です。この部分のブラッシングでは、インターブレイスが大きな力を発揮します。

② ブラケットの周り

歯ブラシのヘッドをいろいろな角度に傾けながら、念入りに磨くのがポイントです。ここではワンタフトブラシが効果的です。

③ ワイヤー下

ワイヤーの下はとても狭く、普通の歯ブラシでは十分にブラッシングできませんので、インターブレイスやワンタフトブラシを挿入する形で上手に磨きましょう。

④ 歯と歯肉の境目

歯と歯肉の境目は、歯垢や歯石が形成されやすい部分であるため、毎日しっかりブラッシングするようにしましょう。ブラケットが邪魔でブラッシングしにくいかと思いますが、歯ブラシに角度をつけて丁寧に清掃することが大切です。

⑤ 前歯の裏

前歯の裏は、歯ブラシのかかとの部分を引っ掛けるようにして磨くのがポイントです。

⑥ 奥歯

奥歯はもともと複雑な溝があったり、形態的に磨き残しが多くなったりする歯なので、しっかりと汚れを取り切ることを意識してください。歯ブラシの毛先を上手く使って、舌側と頬側の両方をブラッシングしてください。

5.プルチーノ歯科のご紹介

今回は、矯正中に歯磨きが重要な理由とブラッシングのポイントを四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。矯正中は口腔内に複雑な装置が固定されているため、歯磨きしにくくなっています。食べかすがたまりやすくなっている点にも注意が必要です。食事と歯磨きの際に装置を取り外せるマウスピース矯正なら、そうしたデメリットを最小限に抑えられることでしょう。

◎当院はマウスピース矯正に力を入れています!

四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科は、マウスピース矯正のインビザラインに力を入れている歯医者さんです。豊富な実績が評価されてインビザラインの「ダイヤモンド・プロバイダー」の認定も受けておりますので、いろいろな歯並びをマウスピース矯正でしっかり治せる歯医者さんをお探しであれば、ぜひ当院までご相談ください。インビザラインなら食事や歯磨きを普段通りに行えますよ。

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