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マウスピース矯正

mouthpiece correction

矯正歯科治療の期間はどのくらい?期間を短縮する方法は?

24.02.10

カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

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矯正歯科の治療は、期間が長くなることで有名です。その点がネックとなって、なかなか一歩踏み出せないという方も多いですよね。そこで気になるのが矯正歯科の具体的な治療期間やそれを短縮するする方法です。大体の目安がわかれば、矯正治療も頑張れるという人もいらっしゃるでしょうし、治療期間を短くする方法があれば実践したいところです。今回はそんな矯正歯科の治療期間について、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科がわかりやすく解説をします。

矯正治療に必要な期間について

はじめに、矯正治療に必要な期間について、基本的な知識を身に付けておきましょう。

◎矯正治療に伴ってどんな期間があるか

矯正歯科の治療期間は、歯を動かす「矯正期間」と後戻りを防止する「保定期間(ほていきかん)」の2つに大きく分けられます。この2つは、どのような矯正歯科治療においても必要となる期間なので、正しく理解しておく必要があります。

◎矯正期間

マルチブラケット装置やマウスピース型矯正装置を使って実際に歯を動かす処置を「動的治療(どうてきちりょう)」といいます。日常的にはあまり使わない言葉なので、ピンとこないかもしれませんが、文字通り歯を“動かす”治療を意味します。つまり、一般的な矯正装置を装着している期間を矯正期間と呼んでいるのです。

◎保定期間

保定期間は、歯の移動が完了した後に始まります。リテーナーと呼ばれる保定装置を使って、歯の位置を固定します。動的治療が終わった直後は、まだ歯が安定しておらず、元の位置に戻ろうとするため、専用の装置で固定する必要があるのです。保定に用いるリテーナーには、固定式のものと着脱式のものがあり、動的治療で用いた装置よりもシンプルな形状をしています。着脱式のものは夜間のみに装着するケースが多いことから、日常生活に支障をきたす場面は少なくなります。ちなみに、保定には動的治療と同じくらいの期間を要します。

治療法別の治療期間

次に、矯正歯科の治療法別の治療期間についてご説明します。治療法の種類によって使用する装置が異なるため、治療期間にもそれぞれに違いが見られます。

① 表側矯正

表側矯正は、歯の表側にブラケットとワイヤーを固定する治療法です。矯正歯科の中で最もスタンダードな矯正法なので、ご存知の方も多いことでしょう。表側矯正で歯列全体を動かす場合は、1~3年程度の期間を要します。保定にも同程度の期間が必要となるため、矯正治療全体では2~6年程度かかるものと考えましょう。

② 裏側矯正

裏側矯正は、歯の裏側にブラケットとワイヤーを固定する治療法です。装置が表側からまったく見えないため、審美性に優れた矯正法といえるでしょう。ただ、特殊な器具と高度な技術が必要なことから、治療期間は表側矯正よりも少し長くなる傾向にあります。その点は裏側矯正を選択する際に注意しなければなりません。

とはいえ、表側矯正と比較して治療期間が数年単位で長くなるということはありませんのでご安心ください。ケースによっては、裏側矯正よりも治療期間が短くなる場合もあります。ですから、裏側矯正で歯列全体を動かす平均的な期間は1~3年程度で、保定も同程度の期間で終了することが可能です。

③ インビザライン矯正

透明なマウスピースを使った矯正法です。インビザラインは世界で最も普及しているマウスピース矯正のひとつといっても間違いではないでしょう。装置が目立たず、食事や歯磨きを普段通りにできるインビザラインは、快適に矯正できることで人気を集めているだけに、治療期間は長くなりそうなイメージがあるかと思いますが、実際はそんなことはありません。標準的なケースであれば、動的治療に1~3年程度、保定処置も1~3年程度、行うことで美しい歯並びが手に入ります。

④ インビザラインの部分矯正

インビザラインには、全体矯正だけではなく、部分矯正という選択肢もあります。歯列内の気になっている部分だけを矯正する方法で、全体矯正よりも短い治療期間で終わらせることが可能です。具体的には、3~10ヵ月程度で動的治療が終わります。前から5番目までの歯を動かすことができるインビザラインGo(ゴー)は、前歯だけを矯正したい人におすすめの治療プランです。インビザライン・エクスプレスやインビザライン・ライトは、歯列全体を少しだけ矯正するのに適したプランといえます。

矯正の期間を短くする方法

ここまでは、矯正歯科の治療にかかる期間について説明してきました。全体矯正の場合は基本的に動的治療で1~3年程度、保定にも同等の期間を要します。治療全体では2~6年程度かかるため、どうにかして矯正期間を短縮したいものですよね。結論からいうと、矯正歯科の治療にかかる期間を極端に短縮することは難しいです。それはどの種類の矯正法を選択しても同じことがいえます。

ただし、マウスピース矯正のインビザラインの場合は、以下の方法を実践することで矯正期間が長くなるのを防ぐと同時に、ケースによっては短くできることもありますので、関心のある方は参考にしてみてください。

① マウスピースの着用時間について医師の指導を守ること

インビザラインでは、アライナーと呼ばれるマウスピースを1日20~22時間、装着しなければなりません。この装着時間をしっかり守るだけでも治療期間の延長は防ぎやすくなります。それ以外にもマウスピースを正しい方法で装着する、マウスピースの交換頻度を守る、マウスピースのケアを怠らない、といったルールを守ることも治療期間に影響してきますので十分にご注意ください。

② リテーナー(保定装置)を使用すること

アライナーによる動的治療が終わった後は、必ずリテーナーを使用するようにしましょう。リテーナーも装着時間などの取り扱い方法が決まっていますので、歯科医師の指示を守るようにしてください。リテーナーを適切な方法で使用できていないと、保定期間が延びていきます。最悪のケースでは、後戻りが生じて動的治療の効果が失われてしまうことがあるため、十分な注意が必要です。

③ 事前に治療の方針や悩みについては相談しておく

矯正歯科の治療にかかる期間は、精密検査を診断が終わった時点で見積もりを出してもらうことができます。カウンセリングの段階だと、あまり正確な情報を得ることはできませんが、治療期間に関する悩みや不安などを相談することはできますので、事前に伝えておくことが大切です。患者さんのお口や歯並びの状態によっては、治療期間が短くなる方法を提案してもらえるかもしれません。具体的には部分矯正ですね。インビザラインGoのような部分矯正でも治せる歯並びであれば、治療期間を大幅に短くすることが可能となります。

まとめ

今回は、矯正歯科治療の期間の目安や短縮する方法について、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。全体矯正では、保定処置も含めると2~6年程度かかるのが一般的です。部分矯正の場合は、1年以内に終わるケースがほとんどといえるでしょう。そうした矯正の治療期間を極端に短縮する方法は存在していませんが、矯正装置を歯科医師の指示通りに取り扱い、保定もしっかり行うことで、矯正が延長することは回避できます。

そんな矯正歯科の治療期間で気になることやご自身のケースについて知りたいことがあれば、いつでもお気軽に当院までご相談ください。プルチーノ歯科・矯正歯科は、四日市でインビザライン矯正に力を入れている歯医者さんです。インビザラインの部分矯正にも対応しております。

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