矯正歯科の治療には、原則として保険が適用されないため、高額な医療費がかかりがちです。その点がネックとなって矯正へとなかなか一歩踏み出せないという方も少なくないでしょう。そこで是非とも知っておいていただきたいのがデンタルローンなどの分割払いです。
矯正治療にかかった費用は、必ずしも一括で支払う必要はありませんので、経済的な負担を軽減したいという方は、分割払いという選択肢も検討されてみてはいかがでしょうか。今回はそんな矯正歯科の治療費をローンで支払う方法や費用の内訳などを四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科がわかりやすく解説をします。
目次
矯正治療は分割払いが可能?
冒頭でも述べたように、矯正歯科の治療費は分割払いが可能である場合がありますが、そうではない場合もあります。
① 【結論】医院によって異なります
矯正の費用を分割払いできるかどうかは、それぞれの歯科医院の経営方針によって異なります。現在は、デンタルローンや歯科医院独自の分割払いに対応したクリニックが増えてきましたが、依然として一括払いのみ受け付けているところがあるのも事実です。医療費の支払い方法に関しては、国からルールが定められているわけではないため、分割払いを採用するかどうかは、それぞれの歯科医院の方針に委ねられているのです。
② 分割払いができるかの調べ
矯正歯科治療の費用で分割払いに対応しているかどうかは、歯科医院のホームページで確認できることが多いです。情報をしっかり開示している歯科医院では、医療費の支払い方法に関するページを設けていますので、そこで分割払いやデンタルローンについて確認しておきましょう。該当する情報がなかったり、ホームページ自体が存在しなかったりする場合は、歯科医院に直接、問い合わせをしましょう。カウンセリングの際に確認するのも良いですが、治療費の支払い方法に関しては、事前にチェックしておいた方が良いでしょう。
矯正治療でかかる費用について
次に、矯正歯科の治療費の内訳を確認してみましょう。矯正歯科の治療に限ってなぜこれほど高額な費用がかかるのか、不思議に思っている方も少なくないでしょう。
① 初診・相談費用:0~10,000円程度
矯正歯科を初めて受診した際には、カウンセリングを受けることになります。その際、0~10,000円程度の費用がかかります。初診相談に関しては、無料で行っている歯科医院も珍しくはないです。
② 検査・診断費用:30,000~50,000円程度
矯正歯科の治療では、口腔内の写真撮影や模型の製作、レントゲン撮影、セファロ分析といった特別な検査を行う必要があります。分析や診断にも手間と時間がかかることから、30,000~50,000円程度の費用が発生します。
③ 矯正費用:800,000~1,000,000円程度
矯正歯科治療のメインとなる費用です。マルチブラケット装置やマウスピース型矯正装置の費用や抜歯、アンカースクリューの埋入費用などが含まれます。一般的には、800,000~1,000,000円程度の費用がかかります。
④ 矯正治療中通う治療費(装置の調整料):1回あたり5,000円前後
ワイヤー矯正は、1ヵ月に1回程度、マウスピース型矯正インビザラインは2ヵ月に1回程度の通院が必要となります。その際、調整料として1回当たり5,000円前後の費用がかかります。
⑤ 矯正装置が終了した後の保定装置費:20,000~30,000円程度
歯の後戻りを防止するための保定には、リテーナーと呼ばれる装置が必要となります。リテーナーの費用は「矯正費用」に含まれることが多いのですが、別途、必要となる場合は、20,000~30,000円程度の費用がかかります。
よくある支払いの方法の種類と特徴
続いて、矯正歯科の治療費のよくある支払い方法について解説します。基本的には、以下の4つの選択肢があります。
① クレジット払い
VISAやJCBといった一般的なクレジットカードを使って治療費を支払うことができます。
② 歯科医院による分割払い
歯科医院によっては、独自の分割払い方法を設けていることがあります。例えば、矯正歯科の治療に全部で800,000円かかる場合は、それを4回に分割して200,000円ずつ支払う方法などがあります。支払いの期間は、1~2年と比較的長期に設定されていることが多く、金利もかからないのが一般的です。
③ デンタルローン
デンタルローンとは、歯科医療に特化した立替払いサービスです。矯正治療だけではなく、インプラント治療やセラミック治療など、高額な医療費が発生する治療で利用することができます。フリーローンと比較して金利が極端に安く、分割払いの回数も多く設定できる点がデンタルローンの特長といえます。
一般的なデンタルローンでは、最大で84回払いまで設定可能です。歯科医院が窓口となるため、わざわざ金融機関に足を運ぶ必要もありません。ただし、デンタルローンは安定した収入があることが前提となるため、未成年や学生は利用するのが難しいといえるでしょう。保護者の方にローンを組んでもらうことは可能です。
④ 一括払い
最もシンプルな支払方法です。矯正歯科治療にかかった費用を現金で一括払いします。矯正歯科治療は医療費控除の対象となることから、一括払いの場合はその年度に全額、申請することが可能となります。
プルチーノ歯科のご紹介
今回は、矯正歯科の治療費をローンで支払えるかどうかについて、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。上述したように、矯正費用は歯科医院独自の支払い制度やデンタルローンを利用することで、分割払いすることが可能となっています。一括払いすることが難しい方は、そうした支払い方法を活用されてみてはいかがでしょうか。最後に、プルチーノ歯科・矯正歯科が対応している支払い方法や矯正歯科治療の特徴などを簡単に紹介させていただきます。
◎当院の支払い方法
四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、一括払い・クレジットカード払い・デンタルローンに対応しております。デンタルローンに関しては、複数社のものを取り扱っておりますので、関心のある方はお気軽にご相談ください。各種デンタルローンの特徴や申請方法などをわかりやすくご説明します。
◎当院の矯正歯科治療について
当院では、マウスピース型矯正のインビザラインに力を入れております。透明な樹脂製のマウスピースを使用する治療法で、装置が目立ちにくく、食事や歯磨きを普段通りに行えるというメリットがあります。
プルチーノ歯科・矯正歯科では、これまでの豊富な実績が評価されて「インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダー」という認定をいただきました。他院で「インビザラインで治すのは難しい」と診断されたケースでも当院ならきれいに治せるかもしれませんので、まずはお気軽にご相談ください。
「iTero element 5D (アイテロ エレメント 5D)」という高精度歯型3Dスキャナーを導入しているため、従来の歯型取りが不要となっております。その場ですぐに歯の移動のシミュレーションを行うことも可能です。精密検査の費用は50,000円で、インビザラインの治療費としては700,000~900,000円程度かかります。歯並びや噛み合わせの状態によって費用が大きく変わるため、具体的な値段は精密検査を行った後にご提示できるかと思います。
◎治療期間を短縮する装置
四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、オルソパルスという矯正期間を短縮させる装置を取り扱っております。マウスピースのような形をした装置を1日1回10分装着するだけで、顎の骨の細胞が活性化されて歯の動きが早まります。インビザライン矯正の場合は、マウスピースの交換頻度を2倍程度まで高めることも可能となっています。