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マウスピース矯正

mouthpiece correction

矯正の失敗理由と防ぐ方法について四日市の矯正歯科医院が解説

23.05.07

カテゴリ:マウスピース矯正ワイヤー矯正矯正歯科

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
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歯列矯正は、歯並びという特殊なものを改善していく治療なので、思い通りの結果が得られないことも珍しくありません。そもそも何を成功もしくは失敗と考えるのかは、それぞれの価値観に委ねられるといっても間違いではないのです。もちろん、歯列矯正には医学的に失敗と判断できるケースもあります。そこで今回は、矯正で失敗する理由と防ぐ方法について、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科がわかりやすく解説をします。

矯正治療で耳にする失敗事例

矯正治療における失敗例としては、以下のような3つが挙げられます。おそらく皆さんもこの3つのケースは見聞きしたことがあるでしょう。

1すぐに後戻りしてしまった

マルチブラケット装置やマウスピース型矯正装置で歯を動かす「動的治療(どうてきちりょう)」までは上手くいったものの、その後すぐに後戻りしてしまったという失敗例はよくあります。痛みや不快症状を我慢してきたのに、すぐにまた歯並びが悪い状態へと戻ってしまったらがっかりすることでしょう。けれども、動的治療後の後戻りというのは、すべての矯正治療に伴うリスクであり、適切な処置を施さなければ必ず起こると言っても過言ではないのです。

2イメージしていた歯並びにならなかった

矯正治療の失敗事例で意外に多いのが「イメージしていた歯並びにならなかった」というものです。芸能人のような理想的な歯並びが手に入ると信じて歯列矯正を始めると、治療で得られた結果とのギャップに失望する場合もあります。あるいは、歯科医師の技術が低いために、適切な矯正治療を実施できず、芳しくない結果を招く場合もあり得るでしょう。いずれにしても思い描いていたイメージとは違った歯並びになったら、矯正治療が失敗したと感じるものです。

3想定よりも時間がかかってしまった

これは矯正治療の失敗と判断するのは適切ではないように感じますが、想定よりも時間がかかったことで後悔する人は比較的多いです。治療説明では1年半で終わると言っていたのに、結果として2年半かかった場合は、矯正が失敗したと捉えることもあるようです。また、歯を動かす期間とは別に後戻りを防止する保定期間があることをきちんと理解せずに治療を始めると、想像していたよりも長くかかったと感じます。動的治療に2年、保定処置に2年で合計4年かかると、想像していたよりも長かったと感じ、矯正が失敗したのではと誤解するケースもあるようです。これは患者さんと歯科医師とのコミュニケーション不足が原因と言わざるを得えません。

【1】 後戻り

矯正治療の後戻りの原因と防止方法は以下の通りです。

1原因

矯正治療の後戻りは主に保定処置を怠ることで生じます。リテーナーと呼ばれる専用の装置を装着することで歯の位置が固定され、元の位置へと戻る現象を防ぐことができるのですが、その処置を省いてしまうと後戻りが生じます。

◎なぜ歯は元に戻るのか

歯列矯正では、顎の骨に埋まった歯を物理的に移動させます。出っ歯では、前歯を後ろに下げることでその症状を改善できるのですが、歯の周りの歯周靭帯(ししゅうじんたい)というやわらかい組織は、しばらく元の位置に馴染んだ状態が続きます。つまり、歯を移動することはできても、周りのゴム(歯周靭帯)が元の位置に戻そうとするため、歯の後戻りが生じるのです。また、顎の骨も短期間で作られるものではないことから、しばらくは歯が元の位置に戻りやすくなっています。

2防止方法

歯の後戻りによる治療の失敗を防ぐためには、保定処置をしっかり行うことが必須となります。リテーナーを歯科医師の指示通りに装着することで、歯の位置が固定され、後戻りを防ぐことが可能となります。保定には動的治療とほぼ同じ期間が必要なりますが、それは顎の骨や歯周靭帯が新しい場所で馴染むまでにそれ相応の時間を要するからです。

【2】 イメージしていた歯並びにならなかった

当初イメージしていた歯並びにならなかった場合は、次のような原因が考えられます。

1原因

◎歯科医師の技術不足

矯正を担当した歯科医師の技術や知識、経験が不足していると、計画通りに治療を進めることが難しいです。もしくは、事前の検査・診断が不適切で、治療計画自体に問題がある場合も考えられます。

◎歯科医師の説明不足

治療説明が不十分な場合は、そもそも矯正後の歯並びのイメージを歯科医師と患者さんで共有することができません。例えば「デコボコの歯列を整えることで、歯並びがきれいになります」とだけ説明されると、患者さんは芸能人のような美しい歯並びが手に入るものと考えますが、どのような結果が得られるかは、もともとの歯並びや歯の大きさ、顎のバランスなどによっても大きく変わるものです。そうした説明をきちんと行わない歯科医師には要注意です。

2防止方法

歯列矯正は、カウンセリング・精密検査・診断・治療計画の立案・説明が極めて重要となります。これらは具体的な治療をスタートさせる前の段階ではありますが、そこで躓いてしまうと矯正で失敗する可能性が著しく高まります。治療によって得られる歯並びのイメージも明確に思い描くことができません。ですから、歯列矯正という大切な治療を任せるのであれば、カウンセリングや検査、治療説明をきちんと行っている歯科医師に限ります。

【3】 想定よりも時間がかかってしまった

治療計画よりも矯正に時間がかかってしまう原因は次の通りです。

1原因

◎治療計画に不備があった

検査・診断が不適切だと、治療計画を正しく立案することができません。その結果、治療にかかる期間も不正確となり、想定よりも時間がかかってしまうのです。

◎治療中にトラブルが生じた

矯正期間中に虫歯や歯周病になったり、歯の移動を邪魔するようなトラブルが生じたりすると、想定より長くかかる場合があります。

2防止方法

歯列矯正を計画通りに終わらせるためには、経験豊富な歯科医師に治療を任せるのが一番です。知識や実績が豊富な歯科医師は、治療計画の精度も高くなります。治療中に起こるトラブルに関しては、歯科医師と連携しながら一つひとつ回避することが重要となります。

▼歯科矯正の失敗を防ぐ方法(まとめ)

1事前の相談

ここまで矯正歯科治療で失敗する原因と防止方法について解説してきましたが、すべてのケースに共通しているのは「事前の相談」が重要であるという点です。初診相談であるカウンセリングはもちろんのこと、トラブルが起こりそうな時や対処に困っている時は、事前に主治医と相談することが大切です。そうした地道な積み重ねが歯科矯正での失敗を防ぐこととなります。

2自分にあった治療方法を選べる医院を選択

矯正では自分に合った治療方法を選ぶことも重要です。例えば、深く考えずにワイヤー矯正を選ぶと、治療を始めてから歯磨きのしにくさに悩まされるかもしれません。磨き残しが多くなって虫歯や歯周病にかかり、治療期間が大幅に延長することもあるでしょう。普段通りに歯磨きできるマウスピース矯正なら、そのような失敗は容易に防ぐことができますよね。

▼プルチーノ歯科・矯正歯科の紹介

今回は、矯正の失敗理由とそれを防ぐ方法を四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。最後に当院の矯正歯科治療についてかんたんに紹介させていただきます。

特徴(1)矯正の実績豊富な歯科医院

四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科は、矯正歯科治療に力を入れている歯医者さんです。とくにマウスピース矯正の実績が豊富で、インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダーの認定を受けております。失敗するリスクが少ないマウスピース矯正をご希望であれば、ぜひ当院までご相談ください。

特徴(2)カウンセリングがていねい

当院では矯正の初診相談・カウンセリングをていねいに行っております。矯正に関する疑問や質問があれば何でもお尋ねください。経験豊富な歯科医師が一つひとつていねいにお答えします。

特徴(3)最善といえる治療プランをご提案

最善といえる矯正治療はお一人おひとりで異なるものです。当院ではあなたのお悩みをお聞きした上で、目的・予算・要望に沿った治療内容・治療計画をご提案します。

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