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【四日市の矯正歯科医院が解説】「インビザライン・ライト」は通常のインビザラインとどう違う?

23.10.15

カテゴリ:インビザラインマウスピース矯正矯正歯科

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
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マウスピース矯正のインビザラインには、いろいろな種類があります。もっともスタンダードなものは「インビザライン・コンプリヘンシブ」と呼ばれるもので、全体矯正にあたります。今回のテーマである「インビザライン・ライト」は、広い意味での部分矯正で、コンプリヘンシブとは異なる点が多々ある点に注意が必要です。ここではそんなインビザライン・ライトの特徴やメリット・デメリット、通常のインビザラインとの違いについて、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科がわかりやすく解説をします。

【1】 インビザライン・ライトとは

まずはインビザライン・ライトの基本事項についてご説明します。

① インビザライン・ライトの特徴

インビザライン・ライトとは、マウスピース矯正「インビザライン」の数あるプランのひとつです。透明な樹脂製のマウスピース(アライナー)を使って、歯並びの乱れを細かく整えます。使用できるマウスピースの枚数は、最大で14枚です。治療対象となる歯は、奥歯も含めてすべてです。「前歯だけ」を矯正するような方法ではないため、あえて“広義の部分矯正”と呼ばせていただきました。この点は誤解のないようにお願いいたします。

② 他のインビザラインとの違い

・コンプリヘンシブとの違い

インビザライン・ライトとインビザライン・コンプリヘンシブを比較した場合は、使用できるマウスピースの数に違いが見られます。インビザライン・ライトは最大で14枚しか使用できないのに対し、インビザライン・コンプリヘンシブは無制限です。すべてのマウスピースを使い終わった段階で、計画通りの歯並びが治っていなかった場合などは、無料で追加のマウスピースを作ることが可能です。インビザライン・コンプリヘンシブの標準的なケースでは、50枚前後のマウスピースを使用します。

・GO(ゴー)との違い

インビザラインには、「インビザライン・GO」という部分矯正のプランが用意されています。インビザライン・GOは、奥歯である大臼歯を移動することができないため、本当の意味での部分矯正といえるでしょう。使用できるマウスピースは、最大で20枚です。インビザライン・ライトとは、使用できる枚数が近いですが、治療範囲に大きな違いが見られます。

③ 「症状の軽い歯並び治療」におすすめ

このように、インビザライン・ライトは使用できるマウスピースの枚数が少ないことから、比較的症状の軽い歯並びに向いているプランといえます。前歯だけではなく、奥歯の歯並びに気になる部分がある場合もインビザライン・ライトで改善することは可能です。これは前歯部に特化したインビザライン・GOとの大きな違いです。

【2】 インビザライン・ライトのメリット

インビザライン・ライトには、次に挙げるようなメリットがあります。

① 通常のインビザラインよりも「低価格」で治療期間も「短い」

全体矯正にあたるインビザライン・コンプリヘンシブの費用は、800,000~1,000,000円程度が全国的な相場となっています。それに対してインビザライン・ライトの費用は300,000~500,000円程度が相場となっていることから、経済的負担を大きく減らせます。高額な費用をかけずに歯並びを治したい方にとっては、低価格なインビザライン・ライトが魅力的に映ることかと思います。

また、インビザライン・ライトは、通常のインビザラインより治療期間が短いというメリットも伴います。インビザライン・コンプリヘンシブの場合は、歯を動かすのに1~3年程度かかりますが、インビザライン・ライトの場合は、7ヵ月前後で終わります。使用するマウスピースが14枚以内なので、治療期間も自ずと短くなるのです。さまざまなストレスや不自由を感じる歯列矯正を半年くらいで終わらせることができる点は、極めて大きなメリットといえるでしょう。

② 治療中でも装置が目立たない

インビザライン・ライトで使用するマウスピースは、透明な樹脂で作られています。治療中であっても装置が目立たず、周囲の人に気づかれにくいことでしょう。その点が魅力で、大学生や社会人になってからインビザラインを始める人も少なくないです。

③ 自分で装置が取り外せる

矯正装置を自分で取り外せる点は、患者さんにとって大きなメリットとなります。インビザラインの場合は、食事と歯磨きの際に装置を取り外せることから、矯正中でも普段通りにご飯を食べることができ、お口のケアでストレスを感じる場面もありません。また、重要な面接な発表などがある時は、マウスピースを外した状態でイベントに臨めます。もちろん、マウスピースの装着時間は厳守する必要がありますが、ここぞという時は取り外しても良いでしょう。

【3】 インビザライン・ライトのデメリット

インビザライン・ライトにはたくさんのメリットがあるのですが、デメリットもいくつか伴います。そうした負の側面もきちんと理解した上で、検討を進めていくことが大切です。

① 治療できる症例が限られる

インビザライン・ライトの治療期間は、半年程度と極めて短くはありますが、対象となる症例は軽度に限られます。重症度が比較的高い症例は、全体矯正にあたるインビザライン・コンプリヘンシブでなければ治すことが難しいです。

② 作成できるマウスピースの数に制限がある

インビザライン・ライトで使用できるマウスピースは、最大で14枚です。インビザライン・コンプリヘンシブのようにマウスピースを無制限に使用できるプランではありませんので、その点はご注意ください。

③ しっかり1日20時間以上の装着が必要

インビザライン・ライトは、歯並びの矯正を手軽にできる方法ですが、基本的なルールは通常のインビザラインと変わりません。矯正装置であるマウスピースは1日20~22時間程度の装着が必須となっています。そのルールを守れないと、短期間で歯並びを改善することが難しくなります。

【4】 インビザライン・ライトの注意点

インビザライン・ライトには、通常のインビザラインよりも費用が安い、治療期間が短いといったメリットを伴いますが、治療可能な症例に限りがあるため、きちんと相談することが大切です。とにかくインビザライン・ライトで歯列矯正をすること優先してしまうと、望んでいたような結果が得られない可能性が高くなります。そうしたインビザライン・ライトによる失敗や後悔を回避するためには、この矯正法の実績豊富な歯医者さんに相談するのが一番です。

【5】 プルチーノ歯科・矯正歯科のインビザライン・ライト治療

今回は、インビザライン・ライトの特徴やメリット・デメリットなどを四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。インビザライン・ライトは通常のインビザラインと異なる点がいくつかあることをおわかりいただけたかと思います。最後に、当院のインビザライン・ライト治療の特徴をかんたんに紹介させていただきます。

 

① 「ダイヤモンドプロバイダー」認定ドクターによる治療

インビザラインには、プロバイダー制度があるのをご存知ですか?年間の実績に応じたランクが付与される制度で、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科は、年間150症例以上の歯科医院だけが認定を受けられる「ダイヤモンドプロバイダー」です。これまでたくさんの症例を経験してきたドクターがインビザライン・ライトの治療を担当させていただきます。

② 高精度3Dスキャン「iTero Element(アイテロ エレメント)」を導入

当院は、インビザライン専用の高精度3Dスキャナーである「iTero Element(アイテロ エレメント)」を導入しております。小型のスキャナーをお口の中にかざすだけで歯列のデータを取得できることから、従来の不快な歯型取りが不要となっています。

③ 「クリンチェック」による事前診断が可能

クリンチェックというシミュレーションソフトを使えば、治療を始める前の段階で、歯の動きを確認できます。今現在の歯並びから、数か月から数年後にどのような変化が生じるのかを3Dアニメーションで視覚的にチェックできるのです。これは通常のインビザラインだけでなく、今回のテーマとなっているインビザライン・ライトにも適応可能です。ご自身の歯並びがインビザライン・ライト治療によってどのように変化するのか知りたいという方は、いつでもお気軽に四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科までご相談ください。

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