近年、注目を集めているマウスピース矯正は、優れた矯正法ではあるものの、すべての人に向いているわけではありません。また、歯科医院選びを誤ると、マウスピース矯正で失敗や後悔してしまう場合もあるため十分な注意が必要です。そこで今回は、マウスピース矯正がおすすめな人と信頼できる歯科医院の選び方について、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しく解説します。
目次
マウスピース矯正の特徴
マウスピース矯正を検討するにあたり、まずはその特徴について正しく理解しておく必要があります。
特徴1:着脱式のマウスピースを使う
マウスピース矯正の最大の特徴は、着脱式のマウスピースを使う点です。歯並びの乱れを細かく整える「歯列矯正」というと、固定式の装置が標準化されていましたが、マウスピース矯正はその常識を大きく覆したのです。いつでも好きな時に取り外せるのは、数年に及ぶ矯正において極めて大きなメリットとなります。しかもそのマウスピースは透明なので、矯正中であることに気付かれにくいという特徴も備えています。見えない矯正や目立ちにくい装置が求められる昨今において、社会の需要と見事にマッチした矯正システムといえるでしょう。
特徴2:食事や歯磨きを普段通りに行える
マウスピース矯正が画期的なのは、見た目だけではありません。食事や歯磨きといった、習慣・営みを普段通りに行えます。ワイヤー矯正を受けた人ならよくわかりますが、何らかの装置が入った状態での食事は、満足度が大きく低下します。歯磨きもしにくいことから、虫歯・歯周病のリスクは大きく上昇することでしょう。食事と歯磨きの時に装置を取り外せるマウスピース矯正なら、そうしたストレスを受けずに矯正期間を過ごせます。
特徴3:頻繁に通院する必要がない
これはマウスピース矯正のインビザラインに限ったことではありますが、ワイヤー矯正ほど高頻度に通院する必要はありません。マウスピース矯正は、装置の交換を患者さまご自身で行っていただくため、歯科医師が定期的に調整を加える必要がないのです。インビザライン矯正では、治療を開始する段階で、終了までのマウスピースが完成しているため、通院の度に歯型取りをする必要もありません。標準的なケースであれば、2ヵ月に1回の通院で矯正を進めていくことができます。
マウスピース矯正がおすすめな人
マウスピース矯正は、次に挙げるような人におすすめです。
1 人と接する接客業などに従事する人
毎日たくさんの人と接する機会のある接客業の人は、マウスピース矯正がおすすめです。マウスピース矯正で使用する装置は、薄くて透明な樹脂で作られており、一見すると何も着けていないように見えます。お店のレジや受付など、お客さんと至近距離でコミュニケーションをとるようなお仕事でも問題なく業務を遂行できます。笑った時にギラギラとした装置がむき出しとなることで、お客さんを驚かせたり、不快にさせたりする心配はありません。
2スポーツなど激しい運動を行う人
スポーツなど、身体を激しく動かす運動を趣味や仕事としている人は、ワイヤー矯正ではなくマウスピース矯正を選択した方が良いです。ワイヤー矯正は、デコボコとした複雑な装置を固定するため、何かの拍子に唇や頬の内側の粘膜を傷付けることがあります。顔面に衝撃を受けると、装置が破損することもあるでしょう。
一方、マウスピース矯正で使用する装置は、表面が滑らかなので、お口の中を傷付けるリスクはほとんどありません。仮にマウスピースが破損したとしても、保存してあるデータを元に複製することが可能です。また、矯正用のマウスピースには違和感・異物感が少ないことから、スポーツや運動に集中しやすいというメリットも伴います。
3金属アレルギーがある人
インビザラインを始めとしたマウスピース矯正では、金属製の材料を一切使用しません。歯の表面にアタッチメントと呼ばれるパーツを設置することはありますが、それも歯科用プラスチックであるレジンで作られており、金属アレルギーのリスクはゼロです。もともと金属アレルギーがある人はもちろん、矯正中に金属アレルギーを発症しないか不安な人にもマウスピース矯正はおすすめできます。
4食事などの習慣を変えたくない人
歯列矯正を始めても、食事や歯磨きなどの生活習慣を変えたくない人には、マウスピース矯正がおすすめです。マウスピース矯正は、1日20~22時間という装置の装着時間を守っている限り、好きな時に取り外せます。食事と歯磨きは原則として外した状態で行えます。
おすすめの医院の探し方
マウスピース矯正の歯科医院を選ぶ際には、少なくとも以下の5点に着目してください。すべての項目を満たした歯科医院であれば、おすすめといえます。
1マウスピース矯正を取り扱っているか
当然ですが、マウスピース矯正を取り扱っているかどうかは、必須条件となります。その中でもご自身が希望しているマウスピース矯正のブランド・メーカー・システムに対応しているかどうかも確認しておく必要があります。ひと言でマウスピース矯正と言っても、その種類はさまざまです。
2相談等の受付を行っているか
矯正歯科には、対応できる患者さんの数に限りがあります。ホームページなどで矯正歯科を標榜していても、今現在は相談等を受け付けていない場合もありますので、その点は事前に問い合わせておきましょう。
3実績をあるか
マウスピース矯正の実績があるかどうかは、極めて重要なポイントとなります。マウスピース矯正の実績が乏しい歯科医師に治療を任せるのは、あまりおすすめできません。マウスピース矯正は極めて専門性の高い分野なので、治療によって得られる結果は歯科医師の知識・技術・実績に大きく左右されます。
4認定をうけるなど客観的な評価はあるか
マウスピース矯正の実績をはかる上で有用な指標となるのが認定制度です。例えば、マウスピース矯正のインビザラインでは、治療実績に応じたプロバイダー認定制度を設けており、その歯科医院の実績がひと目でわかるようになっています。実績の豊富なインビザラインの歯科医院では、受付などにプロバイダー認定のパネル(盾)が飾られていることでしょう。
5設備は充実しているか
マウスピース矯正で信頼できる歯科医院を見つけるためには、設備にも着目する必要があります。マウスピース矯正に関連した機器が完備されていることはもちろん、カウンセリングルームや診療室、滅菌室なども充実していることが望ましいです。
プルチーノ歯科・矯正歯科の矯正治療
四日市でマウスピース矯正を検討されている方は、ぜひプルチーノ歯科・矯正歯科にご相談ください。当院はマウスピース矯正が得意な歯医者さんです。
特徴(1)マウスピース矯正の実績が豊富
四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科は、インビザライン・ダイヤモンド・プロバイダーの認定を受けております。インビザラインを年間150症例以上対応している歯科医院が受けられる認定で、四日市でも珍しいです。これまで蓄積してきた知見をもとに、難しい症例でもインビザラインできれいに治します。
特徴(2)インビザラインルームを完備
当院には、インビザラインルームというマウスピース矯正を行うための部屋をご用意しております。通常の歯科用チェアとは異なるリクライニングチェアを採用しており、リラックスした状態で矯正治療が受けられます。
特徴(3)口腔内スキャナーを導入
四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、インビザライン専用の高精度歯型3Dスキャン 「iTero element 5D (アイテロ エレメント 5D)」を導入しております。従来の不快な歯型取りが不要で、なおかつ精度の高い歯並びのデータを得ることが可能です。