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歯医者で義歯(入れ歯)治療を受ける前にチェックしておくポイントを四日市の矯正歯科が解説

23.05.19

カテゴリ:インプラント一般歯科

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
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何らかの理由で失った歯を補う方法を「補綴(ほてつ)治療」もしくは「義歯(ぎし)治療」と呼びます。義歯治療にはいろいろな種類があるので、皆さんもどれが良いのか迷ってしまうことでしょう。そこで今回は、義歯治療の中でも「入れ歯」と「インプラント」に焦点を当てて、その種類やメリット・デメリットを四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説します。

義歯治療とは

まずは義歯治療の基本的な説明からです。

・義歯治療とはなに?

冒頭でも述べたように、義歯は失った歯を丸ごと補う装置です。事故などで失った手足を補う義手や義足をイメージしていただけると理解しやすいかと思います。そんな義歯は入れ歯・ブリッジ・インプラントの3つに大きく分けられます。ここでは入れ歯とブリッジについて解説します。

・どんな治療方法があるの?

(1) 保険適用

保険診療では、レジン床義歯の部分入れ歯と総入れ歯しか作ることができません。インプラントは保険適応外です。

・レジン床義歯(部分入れ歯)

歯茎と接する部分が歯科用プラスチックであるレジンで作られた部分入れ歯です。人工歯と義歯床(ぎししょう)、残った歯に引っ掛けるクラスプから構成されています。

・レジン床義歯(総入れ歯)

レジン製の総入れ歯で、人工歯と義歯床から構成されています。お口の中には床を粘膜に吸着させることで固定するため、部分入れ歯のようなクラスプは付随していません。すべてが歯科用プラスチックで構成された入れ歯です。

(2) 自由診療

自由診療では、以下のような義歯を選択できます。

・ノンクラスプ義歯

留め具であるクラスプがない部分入れ歯です。保険診療におけるレジン床義歯(部分入れ歯)の欠点を取り除いた設計で、見た目や装着感が良好です。

・金属床義歯

床の部分が金属で作られている総入れ歯です。金属は丈夫で熱伝導率も高いことから、保険診療におけるレジン床義歯(総入れ歯)にはないメリットが多々得られます。

・インプラント

インプラントも義歯の一種ではあるのですが、「入れ歯」ではありません。顎の骨にチタン製のネジを埋める固定式の装置で、着脱式の入れ歯とは構造から装着方法までまったく異なります。失った歯を歯根から回復できる治療法であり、驚くほどたくさんのメリットが得られます。

治療方法ごとのメリットとデメリット

ここでは、各義歯のメリットとデメリットを詳しく解説します。

治療方法1「レジン床義歯」

【メリット】

レジン床義歯は、原材料費が安価であり、保険も適用されるため、治療費を安く抑えることができます。装置の設計によっても変わりますが、3,000~15,000円(3割負担)程度で作れるケースがほとんどです。レジンは壊れた時の修理がしやすいというメリットもあります。

【デメリット】

レジンは汚れや臭いを吸着しやすく、経年的な摩耗・変色も起こりやすいです。床に落とした衝撃で床(しょう)が壊れることも珍しくありません。保険診療の部分入れ歯には、お口の中に固定するためのクラスプが付随しており、歯や歯茎を傷付ける恐れがあるだけでなく、見た目もあまり良くないのがデメリットです。保険診療の総入れ歯は、すべてがレジンで作られていることから、金属色が目立つことはありませんが、強度を確保するために装置が大型化しやすいです。その結果、装着時の違和感や異物感が大きくなり、食事の熱も感じにくくなります。

治療方法2「ノンクラスプ義歯」

【メリット】

ギラギラとした金属製のクラスプがないため、入れ歯が目立ちにくいです。歯に固定する部分はやわらかい素材で作られており、装着感も保険の部分入れ歯より良好です。歯や歯茎を傷めるリスクも極めて低くなっています。

【デメリット】

ノンクラスプ義歯には保険が適用されないので、費用がやや高くなります。また、特別な素材を使っており、故障した際の修理が難しくなっています。その他、ノンクラスプ義歯に対応している歯科医院が一部に限られるというデメリットもあります。

治療方法3「金属床義歯」

【メリット】

床(しょう)を金属で製作することで、入れ歯全体の強度が高くなります。誤って地面に落としたとしても、そう簡単に壊れることはありません。床を薄く作ることができ、装着時の違和感・異物感が軽減されます。また、金属床は食べ物や飲み物の熱が伝わりやすく、食事をより美味しくいただけるようになります。これは保険のレジン床義歯との決定的な違いです。

【デメリット】

金属床義歯は自費診療となるため、保険の入れ歯よりも費用が高くなります。また、床の部分に金属を使用することから、金属アレルギーのリスクが生じます。プラスチックの入れ歯よりもやや重くなる点もデメリットといえるでしょう。

治療方法4「インプラント」

【メリット】

人工歯根を埋め込むことができるインプラントには、床やクラスプといった入れ歯に付随するパーツが不要となっています。その構造は天然歯に酷似しており、見た目も噛み心地も本物の歯に限りなく近いです。硬いものでもしっかり噛めて、顎の骨も痩せにくい。さらには、残った歯に負担をかけることがないため、お口全体の健康維持・増進にも寄与します。

【デメリット】

インプラント治療を安全に実施するためには、高度な技術と先進の医療設備が不可欠です。人工歯根の原材料費も高く、治療費は高額になります。外科手術が必須であり、治療期間もやや長い点もデメリットとして挙げられます。


義歯治療を行う歯科医院の選び方

義歯治療を検討中の方は、以下の3点に着目して歯科医院を選ぶようにしましょう。

・ポイント1:医院の設備

インプラント治療を受けるのであれば、歯科用CTや衛生管理が徹底された手術室・診療室など、設備の充実度に着目する必要があります。一般的な入れ歯治療であっても、器具の滅菌処理などの感染対策がしっかり行われているかチェックした方が良いです。

・ポイント2:立地や通院の利便性

義歯治療は、ある程度の回数、通院する必要が出てきます。義歯が故障した際にもすぐに受診できる立地にあることが望ましいです。ご自宅から少し離れていたとしても、公共交通機関が利用できたり、大きな駐車場が完備されていたりするなど、通院の利便性の高い歯科医院を選ぶと良いですよ。

・ポイント3:自分にあった治療を受けられそうか

保険診療の義歯は、ほぼすべての歯科医院で対応していますが、自由診療となると話は変わります。今回ご紹介したようなノンクラスプ義歯やインプラントがご希望であれば、それらに対応している歯科医院を探す必要があります。

プルチーノ歯科・矯正歯科のご紹介

最後に、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科について簡単に紹介させていただきます。

・先進の医療機器を備えた歯科医院

当院には、歯科用CTレントゲンやマイクロスコープといった先進の医療機器を導入しており、精密な歯科治療を提供することができます。インプラント手術が行える特別診療室やインビザライン専用の診療室も完備。各種滅菌機による感染対策も徹底しております。

・車でも電車でも通えてアクセス良好

プルチーノ歯科・矯正歯科は「イオンタウン四日市泊」内で開業している歯医者さんです。お車でお越しの方は併設された大型駐車場をご利用ください。電車でも通いやすい立地となっています。

・いろいろな治療法に対応

当院では、今回ご紹介した義歯治療のほとんどに対応しておりますので、関心のある方はお気軽にご相談ください。まずはていねいにカウンセリングいたします。

まとめ

今回は、歯医者で義歯治療を受ける前にチェックしておくべきポイントを四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。義歯治療は、失った歯を丸ごと回復させるための処置となるため、治療方法や歯科医院選びは慎重に行う必要があります。これから義歯治療を受ける方は、上記のポイントを参考にしていただけたら幸いです。

当院はイオンタウン四日市泊内にて診療を行なっており、大型駐車場もあるためお車でお越しの方にもアクセスが良くご利用いただきやすいかと思います。予防歯科や小児歯科・小児矯正、ホワイトニングなど皆様の様々なご相談に対応しております。是非ご予約いただきお気軽に御来院ください。院長・医師・スタッフ一同皆様のご来院をお待ちしております。



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