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矯正の痛みの原因と対処法を四日市の歯科が解説

23.10.23

カテゴリ:一般歯科

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

一般歯科治療成人矯正治療小児育成矯正インビザラインを用いた矯正治療インプラント治療ホワイトニング予防歯科治療などお口のお悩みに幅広くお応えしています。
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「矯正は痛い!」という話はよく聞くけれど、実際にどの程度の痛みがどんな時に生じるのかはイメージしにくいですよね。実は矯正に伴う痛みというのはいくつかの種類があって、生じるタイミングも大きく異なります。多くの人がイメージする「歯が動く時の痛み」だけではないのです。そこで今回は、矯正の痛みの原因や種類、痛みへの対処法などを四日市の歯医者「プルチーノ歯科・矯正歯科」がわかりやすく解説をします。

どんな時に痛む?矯正治療中に起こる5つの痛みとその原因

矯正治療で痛みが生じるタイミングは、主に以下の5つです。

・痛みその①装置をつけた直後の痛み

矯正法の種類に関わらず、初めて装置をつけた直後は、比較的大きな痛みを伴います。私たちの歯や歯茎はとても敏感な組織なので、マルチブラケット装置やマウスピース型矯正装置のような大きな異物が入るだけでも不快症状に悩まされます。ただし、それはあくまで装置をつけた直後のことであって、数日もすれば慣れていきますので過剰に心配する必要はありません。ちなみに、マルチブラケット法ではワイヤーを調整した直後、マウスピース型矯正では新しいマウスピースに交換した直後もやや強い痛みが生じます。

・痛みその②歯が動く時の痛み

矯正によって歯が動くのは、顎の骨が溶けていくからです。歯と骨に適切な力が加わることで、骨の吸収と再生が起こります。そうしたダイナミックな変化が起こる時には、当然ですが痛みも強く感じます。

・痛みその③ものを噛む時の痛み

矯正治療では、食べものを噛む時にも痛みが生じやすいです。とくにワイヤーを調整した直後や新しいマウスピースに交換した直後は、またまだ強い矯正力が残っていることから、歯や骨にも大きな圧力がかかっており、噛んだ時の痛みも強くなります。それから2~3日も経過すると、矯正力が消費されるため、噛んだ時の痛みもなくなっていきます。

・痛みその④装置が歯茎や粘膜に当たる時の痛み

矯正用ワイヤーや結紮線(けっさつせん)が歯茎や唇、頬の内側の粘膜に当たると痛みが生じます。これはワイヤーの調整からしばらくして結紮線が緩んだり、歯の移動に伴ってワイヤーが後ろに下がったりすることで生じやすいです。当然ですがマウスピース矯正ではこのような痛みはほとんど起こりません。

・痛みその⑤知覚過敏(歯がしみる)

冷たいものがキーンとしみる知覚過敏も矯正中に起こりやすい痛みのひとつです。知覚過敏というと、歯の摩耗や虫歯などで起こるイメージがありますが、矯正で歯根面が露出することでも生じることがあるのです。歯の根っこの部分はエナメル質が分布しておらず、冷たいものがしみやすくなっている点に注意が必要です。

矯正中に痛みが気になる時の対処法

矯正中の痛みが気になったら、次に挙げる方法で対処しましょう。

・対処法①装置を調整してもらう

矯正装置による歯茎や粘膜の痛みは、できるだけ早く調整してもらってください。ワイヤーや結紮線による痛みというのは、我慢する必要のない痛みです。放置すると口内炎ができたり、細菌に感染したりするため、有害でしかありません。次の調整日が間近に迫っている場合や歯科を受診する時間がない場合は、専用のワックスで応急的に対処しましょう。粘膜を傷つけている部分をワックスで覆うことで、痛みを軽減できます。

・対処法②食事を工夫する

歯の移動に伴う痛みは、ある程度、我慢する必要があります。どのような矯正法においても、歯が移動する際には少なからず痛みを伴うからです。ワイヤーを調整してから2~3日はあまり噛まずに済む食べ物を選択することで、噛んだ時の痛みは回避できます。また、痛みが強い部位では無理に噛まず、症状の出ていない部位で意識的に噛むようにしてください。

・対処法③痛み止め(鎮痛剤)を服用する

矯正による痛みの原因が何であれ、我慢できないほどの症状が出ている場合は痛み止めを飲んでください。バファリンやロキソニンといった市販の鎮痛剤で構いませんので、用法・用量を守った上で服用しましょう。ただ、矯正中に鎮痛剤を常用するのは推奨できません。市販の鎮痛剤は、歯の移動に必要な炎症作用も抑える効果があるからです。

・対処法④うがい薬や塗り薬を使用する(粘膜の傷や口内炎)

矯正装置によってできた粘膜の傷や口内炎は、市販の塗り薬で対処すると良いでしょう。うがい薬でお口の中を清潔にすれば、細菌の活動も抑えられます。

プルチーノ歯科・矯正歯科が行う痛みへの配慮

ここまでは矯正中に生じる痛みの種類と原因、対処法について解説してきました。どれもすべてのケースで起こり得るものなので、矯正の痛みの原因と対処法については正しく理解しておくことが大切です。四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、痛みに配慮した矯正治療を実施しております。四日市で痛みの少ない歯列矯正をお望みであれば、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

・痛み・違和感の少ない「インビザライン矯正」

当院では、治療中の痛みや違和感が少ないインビザライン矯正に対応しております。インビザラインは、比較的弱い力で歯を動かすため、装置を交換した直後の痛みもそれほど強くはありません。また、インビザラインのマウスピース(アライナー)は厚みが0.5mm程度しかなく、表面も滑らかで歯列にフィットするよう作られていることから、装着時の違和感も少ないです。さらには、マウスピースが歯の部分だけ覆うような構造となっているので、装置が歯茎を傷めるおそれもほとんどありません。そういう観点からインビザラインは治療に伴う痛み・不快感の少ない矯正装置として強くおすすめできます。

・インビザラインダイヤモンドプロバイダー

プルチーノ歯科・矯正歯科は、インビザライン矯正の診療実績が豊富です。これまでたくさんの症例をインビザラインで治してきた実績が評価されて、インビザラインダイヤモンドプロバイダーに認定されました。四日市でも比較的珍しい認定医院ですので、インビザラインで歯並びをきちんと治したいという方はぜひプルチーノ歯科・矯正歯科までご相談ください。

・虫歯予防、知覚過敏への配慮

矯正中に生じる痛みは、虫歯や知覚過敏によって引き起こされることが多いです。四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科では、患者さんが虫歯や知覚過敏の症状に悩まされないよう最大限、配慮させていただきます。矯正中に虫歯になりたくない、歯がキーンとしみる症状に悩まされたくないという方は、ぜひ当院までご相談ください。

矯正治療中の痛みに関するQ&A

・痛みのピークはいつ頃ですか?

矯正治療中に生じる痛みは、原因によって症状のピークも変わってきます。ワイヤーを調整した後や新しいマウスピースに交換した後の痛みは、1~2日をピークに軽くなっていくことでしょう。初めて装置を装着した時の痛みや違和感は、1週間程度、続くこともあります。装置の故障や粘膜の外傷による痛みは、症状のピークもケースによって異なります。痛みの原因を取り除けば、1~2日で症状も和らいでいくことでしょう。

・痛みはどれぐらい続きますか?

矯正装置の調整後の痛みは、2~3日継続するのが一般的です。装置の故障・不具合による痛みは、調整や修理を加えない限り症状が続くため要注意です。我慢はせずにできるだけ早く主治医に診てもらいましょう。

・痛みが我慢できない時、受診してもいいですか?

矯正中の痛みで、どうしても我慢ができない場合は通院中の歯科を受診した方が良いです。そのまま放置すると、深刻な事態に発展しかねないからです。まずは電話で主治医に状況を伝えてから、受診のタイミングなどを相談すると良いでしょう。

矯正治療中の痛み、気になる時は迷わず相談!

今回は、矯正中の痛みの原因と対処法について、四日市の歯医者「プルチーノ歯科・矯正歯科」が解説しました。矯正中の痛みが気になる、どう対処したらよいのかわからないという方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。当院では矯正の相談を無料で承っております。矯正中の痛み以外の疑問や質問にもわかりやすくお答えします。

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