近年は、お口の健康や美しさに強い関心を持った人が増えてきています。審美治療や歯列矯正を受ける人が急激に増加していることからも、その傾向が見てとれます。とりわけ「歯のクリーニング」に興味がある人が多いようですね。そこで今回は、歯のクリーニングの内容やメリット・デメリット、施術にかかる費用などを四日市の歯医者「プルチーノ歯科・四日市院」が詳しく解説します。
目次
【1】 歯のクリーニングとは?
まずは、歯のクリーニングの基本について知りましょう。
(1) クリーニングの内容
歯医者さんで受けることができる歯のクリーニングは、文字通り「歯のお掃除」です。普段は虫歯治療などで使っているハンドピースに、ブラシやラバーカップなどを装着して歯面の汚れを取り除きます。歯垢が石灰化を受けて石のように硬くなった歯石は、超音波スケーラーなどを用いて削り取ります。セルフケアでは取り除くことが難しい汚れまで一掃できるのが、歯医者さんのクリーニングの特長といえます。
(2) クリーニングをするメリット
歯医者さんのクリーニングを受けると、歯が持つ本来の白さを回復できます。歯垢や歯石が堆積していると、歯が黄ばんで見えますからね。そうした汚れは、細菌の温床ともなることから、クリーニングを受けることで虫歯・歯周病予防にもつながります。口臭も気にならなくなるでしょう。クリーニングの最後には歯面を研磨してフッ素を塗布するため、ツルツルで健康的な歯を取り戻すことが可能です。
(3) クリーニングをしないリスク
歯医者さんのクリーニングは、3~4ヵ月に1回くらいの頻度で受けると良いでしょう。クリーニングを怠ると、歯と歯の間や歯と歯茎の境目に歯石などがたまって、虫歯・歯周病リスクが増大します。歯の黄ばみも改善できないことから、口元に自信が持てなくなります。その結果、人と話すときは口元を隠したり、物事に消極的になったりしてしまいます。歯の汚れに起因する口臭も自信を失う原因となりかねません。
【2】 クリーニングで綺麗になる汚れとは?
歯医者さんのクリーニングでは、次に挙げる汚れを取り除けます。
(1) 食べかす
食事の後に残った食片は、クリーニングで取り除けます。クリーニングを受ける際は、事前に歯磨きしておく必要がありますが、それでも残ってしまった食べカスは、専用の器材できれいに除去します。
(2) プラーク(歯垢)
歯垢も歯ブラシによるブラッシングで取り除ける汚れではあるものの、歯と歯の間や歯と歯茎の境目にはある程度、残ってしまいます。それを放置していると歯石に変化してしまうことから、定期的にクリーニングで一掃するのが望ましいです。
(3) ステイン(着色)
ステインとは、飲み物や食べ物に含まれる色素が歯質に沈着することで生じる汚れです。着色汚れとも呼ばれるもので、クリーニングで大まかに除去することが可能です。エナメル質の中にまで入り込んだステインは、ホワイトニングでなければ取り除けませんので、その点はご注意ください。
(4) バイオフィルム
バイオフィルムは、歯の表面に形成される膜です。とても薄くて透明なので、肉眼で確認することはできません。その中身は細菌の塊といっても過言ではなく、歯垢や歯石を形成する土台となります。ちなみにバイオフィルムは、セルフケアで落とすことが困難です。
(5) 歯石
上段でも述べたように、歯石は歯垢が石のように硬くなった汚れです。市販されているスケーラーを使うことで削り落とすことは可能ですが、歯や歯茎を傷めるおそれがあることから、プロフェッショナルによるケアに任せた方が安全です。
(6) タバコのヤニ
喫煙習慣がある方は、タバコのヤニによる歯の黄ばみに悩まされているかと思います。タバコのヤニによる軽度の歯の黄ばみであれば、歯医者さんのクリーニングで除去することができます。中等度から重度の歯の黄ばみは、ホワイトニングか修復治療でなければ、改善が難しいです。
【3】 効果的なクリーニングの使い方は?
歯医者さんのクリーニングは、施術を受ける頻度とタイミングが重要となります。
(1) クリーニングをする頻度
歯のクリーニングを受ける標準的な頻度は、3~4ヵ月に1回くらいです。これはいわゆる定期検診と同じくらいの頻度といえます。普段から歯が汚れやすい人は、2~3ヵ月に1回くらいの頻度で歯医者さんのクリーニングを受けましょう。
(2) クリーニングに行くタイミング
保険診療のクリーニングを受けるのであれば、定期検診・メンテナンスのタイミングで受診すると良いですよ。自費診療のクリーニングなら、汚れが気になったタイミングで施術を受けましょう。クリーニングは歯に負担がかかる処置ではないため、高頻度に受けても何ら問題はありません。実際、歯医者さんのクリーニングを毎月受けている方もいらっしゃいます。
【4】 クリーニングっていくらくらいかかるの?
歯医者さんのクリーニングを定期的に受けるとなると、費用が気になりますよね。
(1) 一般的な費用の目安
クリーニングを保険診療で受ける場合は、3割負担で3,000円程度となります。この費用には、虫歯や歯周病の検査、ブラッシング指導の費用、初診料なども含まれます。ちなみに、保険診療では歯のクリーニングだけを目的として、施術を受けることはできません。
(2) 自由診療の費用の目安
自由診療で歯のクリーニングを受ける場合は、歯科医院によって料金設定が異なります。全国的には1回当たり6,000~10,000円程度に設定している歯科医院が多いといえます。自由のクリーニングは、PMTC(ピーエムティーシー)と呼ばれるもので、保険診療では使えないエアフローやジェットウォッシャーなどを活用して、歯面の汚れを徹底的に除去できます。
【5】 プルチーノ歯科 四日市のご紹介
今回は、歯のクリーニングの内容や施術を受けるメリット・デメリットなどについて、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。歯医者さんのクリーニングは手軽に受けられる処置で、歯が持つ本来の美しさを取り戻せるだけでなく、虫歯・歯周病予防にも寄与します。お口を常に美しく、健康的にしておきたい方は、歯のクリーニングを定期的に受けることをおすすめします。最後に、当院の特徴についてもかんたんに紹介させていただきます。
(1) アクセス良く通いやすい
プルチーノ歯科・四日市院は、四日市駅からすぐの場所で開業している歯医者さんです。アクセスが良く、通院しやすくなっていますので、歯のクリーニングも定期的に受けやすいです。多くの患者さんは、イオンタウンでのショッピングのついでに、歯のクリーニングも受けていかれます。
(2) 設備も充実
当院には、キッズスペースやインビザラインルーム、インプラント治療を行うための特別診療室など、医療設備が充実しております。歯のクリーニングを受ける一般の診療スペースも半個室でプライバシーに配慮しておりますので、安心して施術を受けられますよ。歯科用CTレントゲンやマイクロスコープといった先進の利用機器も完備しております。
(3) PMTCなども対応
歯の汚れを徹底的に除去するPMTCを四日市で検討中の方は、ぜひプルチーノ歯科・矯正歯科までご連絡ください。当院には、PMTCの実績豊富な歯科衛生士がそろっております。タバコのヤニや食品の色素による歯の黄ばみもしっかり改善できます。歯のクリーニングで取り除けない汚れに関しては、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングをご案内できます。当院のオフィスホワイトニングは、歯がキーンとしみる知覚過敏が起こりにくく、施術直後も食事制限がかかりません。歯を快適に白くしたい方には強くおすすめできるホワイトニング法です。
医師開始並びにスタッフ一同皆様のご来院をお待ちしております。当院ではwebでのご予約も受け付けておりますのでぜひご活用ください。