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虫歯治療を途中でやめるリスクと再開するメリットを四日市のプルチーノ歯科が解説

23.09.24

カテゴリ:一般歯科

鶴田 祥平

この記事の監修者。医療法人鸞翔会の理事長でプルチーノ歯科・矯正歯科の歯科医師。

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虫歯治療というのは、複数回の通院が必要になることが多く、途中でやめてしまう方も珍しくありません。歯茎に麻酔注射を打ったり、歯をドリルで削ったりする処置を受けなければならない点も治療を中断する理由になっているのでしょう。今回はそんな虫歯治療を途中でやめるリスクと再開するメリットについて、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が詳しく解説します。

① 途中でやめた虫歯治療は再開できる?

虫歯治療は1週間に1回の頻度で通うのが普通なので、そもそも途中でやめて放っておいた場合は再開できるのかどうかもわからないものです。何となく再開できないものと思い込んで、完全に放置してしまっている方もいらっしゃるかもしれませんね。

1,虫歯治療は再開できます

結論からいうと、途中でやめた虫歯治療は再開することができます。もちろん、どの段階で虫歯治療をやめたのかによっても必要となる処置や期間、費用などが大きく変わりますが、再開できないということはまずありませんのでご安心ください。逆にいうと、虫歯治療を途中でやめて歯がボロボロになっていたとしても、必ず再開すべきといえるでしょう。虫歯は放置するほど、より深刻な症状に悩まされることになるからです。

2,虫歯は自然に治らない

私たちが日常的にかかる病気のほとんどは、自然治癒力によって治ります。例えば、風邪やインフルエンザ、胃腸炎などは虫歯と同じ感染症ですが、病院で何らかの治療を受けなければ完治しないものではありません。多くのケースでは、家で2~3日安静に過ごすことで治癒へと向かいます。一方、虫歯は自然に治ることがない病気です。風邪やインフルエンザのように安静に過ごしていても病状はどんどん悪くなっていきます。虫歯治療の途中でやめた場合も同様です。そうした点も踏まえると、虫歯治療は原則として最後までやり遂げる必要があるといえるのです。

② 放置した時の状況とリスク

虫歯治療を途中でやめた場合、どの時点で放置しているのかによってリスクも大きく変わってきます。

1, 応急処置のまま

虫歯の痛みで受診して、応急的に痛みを取り除いた状態で放置しているケースは極めて危険です。感染した歯質は残っており、時間の経過とともに虫歯の穴が広がっていきます。間もなくさらに強い痛みに悩まされるようになることでしょう。

2,虫歯治療の途中

虫歯を削って仮詰めをして、詰め物や被せ物を製作するまでの間に治療を中断してしまう人は意外に多いです。レジンで作られた仮歯を装着していると、見た目も気にならないため虫歯治療を中断しやすいでしょう。けれどもそれはあくまで仮の歯であることを忘れてはいけません。仮歯は最終的な被せ物よりも外れやすく作ってありますし、摩耗や変色も起こりやすいです。仮歯が外れた状態で放置をすると、不安定な形となった歯質が割れてしまうおそれもあります。さらには、歯を削った部分から再び感染が起こって、虫歯を再発するケースも珍しくないのです。

3,根管や神経の治療の途中

歯の神経まで侵された虫歯では、根管治療が必要となります。歯の根の中を無菌化する処置で、数週間から数ヵ月かかる治療です。それだけに根管治療の途中で通院をやめてしまう人は比較的多いです。根管治療を途中でやめると、根管内の病巣が歯の根の先にまで広がって、根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)という病気を引き起こすことがあります。さらに重症化すると、顎骨骨髄炎(がっこつこつずいえん)や上顎洞炎(じょうがくどうえん)、蜂窩織炎(ほうかしきえん)といった深刻な病気を誘発するため十分な注意が必要です。

③ 再開する時の疑問点

さて、虫歯治療を途中でやめるリスクについては理解していただけたかと思いますので、続いては治療の再開についてです。

1,何を聞かれる?

虫歯治療を再開する際には、これまでの経過を聞かれます。虫歯をいつ発症して、どのような処置を受けてきたのか。今現在の症状についても詳しく伝えると、治療を担当する歯科医師もスムーズに処置へとうつれます。これまでと同じ先生に診てもらう場合は、それほど多くを聞かれることはありません。基本的に怒られることもありませんので安心しましょう。

2,違和感程度でも治療したほうが良い?

虫歯治療を中断しているのであれば、症状が違和感程度にとどまっていたとしてもできるだけ早く再開した方が良いといえます。虫歯治療を途中でやめても大丈夫というケースは原則として存在していません。仮に症状がまったくなかったとしても虫歯治療は再開すべきだといえます。

3,以前治療していた病院でなくても良い?

これがひとつの大きなポイントになりますね。虫歯治療を途中でやめてしまっていると、もともと通っていた病院にはどうしても行きづらいという思いがあるかと思います。その気持ちはよく理解できるのですが、可能であれば以前治療をしていた病院で再開する方が望ましいです。同じ病院であれば、必ずカルテが残っていますし、治療を担当していた先生とも連絡がとりやすいことでしょう。それでもやはり別の病院で診てもらいたいという場合は、通いやすそうなところを選んでいただいて何ら問題はありません。虫歯治療であれば、どの病院でも基本的に再開することが可能です。

④ 再開するメリット

途中でやめた虫歯治療を再開すると、次のようなメリットが得られます。

1,虫歯の進行を防げる

虫歯は自然に治ることがないため、放置するほど進行していきます。虫歯治療を再開すれば、その進行を止めることができます。

2,抜歯をする可能性が下がる

虫歯が末期の段階に至ると、抜歯せざるを得なくなります。虫歯治療を再開することで、そうした最悪の事態を回避可能となります。

3,治療の成功率が上がる

虫歯治療は、再開するタイミングが早ければ早いほど、成功率も高くなります。今現在、途中でやめている虫歯治療があれば、出来るだけ早く再開するようにしましょう。

⑤ プルチーノ歯科・矯正歯科の虫歯治療のご紹介

今回は、虫歯治療を途中でやめるリスクと再開するメリットについて、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科が解説しました。最後に当院の虫歯治療の特徴をかんたんにご紹介します。

特徴1:痛みに配慮した虫歯治療

虫歯治療を途中でやめる理由としては、処置に伴う痛みが辛い、怖いという方が比較的多いです。とくに麻酔注射を苦手としている方が多いようですね。そこで当院では、麻酔注射の痛みを最小限に抑えるために、表面麻酔(塗り麻酔)+麻酔液を体温付近まで温める+電動麻酔器による注入、という手順を踏んでおります。これによって麻酔注射による痛みは驚くほど軽くなります。

特徴2:音への配慮

虫歯治療では歯を削る「キュィーン」という音も不安な気持ちを掻き立てますよね。この音を聞くだけで鳥肌が立ってしまうという方もいらっしゃることでしょう。そうした不快な歯の切削音は、音があまり出ない器具を使うことで緩和できます。

特徴3:できるだけ削らない虫歯治療

歯を削る量は、多ければ多いほど、不快な症状も増えていきます。それだけではなく、歯の寿命も縮まることになるため、四日市のプルチーノ歯科・矯正歯科では「できるだけ削らない虫歯治療」を心がけております。小さな虫歯であればコンポジットレジンで詰めるだけなので、歯もほとんど削りません。大きな虫歯であっても削る量を最小限に抑えられるよう努めます。かけがえのないエナメル質・象牙質を少しでも多く残すことは、患者さんの大きなメリットとなります。

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